
急に車や人が飛び出してくるなど、ヒヤッとした経験を集めて、事故を防ごうとする取り組みが全国で広がりを見せています。
【画像】危ないと感じた地域の人たちの声を反映「ヒヤリハット体験マップ」
“交通事故防ぐ地図”広がる
40代
「見通しが悪い所で、向こうから来る自転車にぶつかりそうになった」
50代
「急に子どもたちが出てくる時、ヒヤッとしたことはある」
交通事故に遭うかもしれない。皆さんも一度はヒヤッとしたことがあるのではないでしょうか。
東京・三鷹市の市役所がある通り。車で走ってみると、道幅は狭く頻繁に交差点が出てきます。
ある地図を見てみると、こんな声が上がっていました。
「歩いて道路を渡ろうと止まっていた時に、自動車とぶつかりそうになった」
「前から走ってきた自動車とぶつかりそうになった」
その名も「ヒヤリハット体験マップ」。事故があった場所ではなく、危ないと感じた地域の人たちの声が反映されています。
豊田都市交通研究所 加藤秀樹主幹研究員
「事故データだけで交通安全対策を進めると、歩行者の事故対策が場所として選ばれにくい」
マップは公益財団法人が自治体と協力して作っていて、街の声と全国で発生した死亡事故の事例を掛け合わせて、4段階で色分けし、危険な場所を表しています。
三鷹市防災安全安心課 桐生裕純課長補佐
「道路構造を変える。カーブミラー・ガードレールを設置。どうしても道路管理者や警察との協議があるので、まずは啓発の方に力を入れる」
13自治体が導入
三鷹市は先月、今年度版の地図を発表しました。去年から始め、すでに変化があったといいます。
前回、住宅街のT字路や横断歩道のない場所など最も危険が高いと判断された場所の一部では、市が目立つステッカーを貼り、実際の場所でも注意喚起。今年は、危険度が下がる結果となりました。
この地図を導入する自治体は、今年度さらに1つ増え、これまでに千葉県市原市や名古屋市など13自治体で活用されています。
(2026年9月3日放送分より)
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