
猛烈な雨の影響で、青森県青森市と五所川原市で警戒レベル5の緊急安全確保が発表されています。今後数日間は台風24号と秋雨前線の影響で、広い範囲で警報級の大雨になる恐れがあります。
青森でレベル5緊急安全確保
午前6時すぎに撮影された青森県五所川原市の映像です。画面の奥に消防隊の姿、さらにその奥には、今にも氾濫しそうな川が見えます。
これは飯詰川で、決壊の恐れがあるとして、五所川原市は午前6時すぎに393世帯620人を対象に緊急安全確保を出しました。
青森市にある瀬戸子川は、奥から手前へと流れています。川に近い方の田んぼの水位は道路と変わらない高さまで上がっています。
市内を流れる瀬戸子川が氾濫したとして午前1時50分に、周辺地域の456世帯892人に、警戒レベル5の緊急安全確保が出されました。
市内では道路が冠水している場所もあります。
各地で激しい雷雨
2日深夜から青森県の各地で確認された落雷。八戸市では何度も何度も空が白く光り、雷鳴が響き渡っています。
そして激しい雨も…。これは2日午後10時半ごろの弘前市内の様子です。激しい雨が路面に強く打ち付けています。
弘前市の隣、鰺ヶ沢町付近では、2日午後10時50分までの1時間におよそ90ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨に関する気象防災速報が発表されました。
鰺ヶ沢町では、2日未明にも1時間に82.0ミリの猛烈な雨が観測されています。
大雨は大阪でも…。2日午後10時半ごろの枚方市で撮影された映像です。道路は冠水し、前を走る車からは大きな水しぶきがあがっています。
撮影者によると、短時間で一気に道路が冠水していったといいます。
気象庁は、台風と秋雨前線の影響で、列島各地で数日は大雨が続く可能性があるとして警戒を呼びかけています。
福島でも積乱雲に伴う強風
日中も各地で、局地的な大雨が降りました。
撮影者
「やば!なんだ、この雨」
2日午後1時ごろの福島市。吹き付ける雨が次第に強まります。
「すごい、すごい、すごい、うわ!」
積乱雲に伴う強風により、周りの木々は吹き飛ばされそうになり、電線も大きく揺れます。
「すごい雨!」
さらに、雨脚は強まり…。
「おいおいおい、やばいやばいやばい。うわ、なにこれ。え~こんなことあり得る」
道路は、みるみる冠水していきます。
撮影した住民
「もう台風が来たのかなというくらいすごい雨で、竜巻が起こってもおかしくない、そういう感覚でした。(雨粒が)体に当たると痛いくらいの強い降り方でした」
「命の危険を感じる状況」
午後1時半ごろの郡山市では、予期せぬ大雨のため、ずぶ濡れになってしまう人の姿がありました。
定点カメラの映像は、激しく降り続く雨のため、視界が白く曇ります。
福島市の住宅街では、正午過ぎに降り出したという雨で道路がわずか1時間ほどで冠水。まるで、川のような状態になってしまいました。
同じころ、秋田県鹿角市では、大粒の雨が車のボディを打ち付けます。撮影者によると高速道路が通行止めになったため、迂回(うかい)し、峠道を通っていたといいます。
撮影した運転手
「動画を撮った時より前に、前が見えないくらい雨が降っていた。一部倒木が何本かあったりもした」
さらに峠道は、谷側の道が崩れていたといいます。
「道が崩れていたので、1台1台しかすれ違えない状態でした。危ないのでお互いに譲り合って。命の危険を感じるような状況ではありました」
30分で道路冠水
さらに新潟市では、駐車場の前を水がしぶきを立てながら流れています。
まるで波打ち際のような状態ですが、ここは道路です。撮影者によると、雨が降り出してから30分ほどで冠水し、慌ててコンビニの駐車場に避難したといいます。
さらに午後3時前、大阪でも。空がうなり、大粒の雨が地面をたたきつけるように降りつけます。突然の大雨だったといいます。
そして四国の香川では午後5時ごろ、雨が降り出してから、わずか10分で土砂降りに。そして、施設の中庭はまるで池のような状態です。
撮影者
「こちらは水がたまってしまいました。いつもは水はないんですけど」
宮崎や沖縄でも…
今後、台風24号が近づく予想の宮崎では、2日午後3時すぎから雨がポツポツと降り始め、その雨は次第に強くなってきました。
沖縄では、サトウキビが強い風にあおられ、岩場には激しい波が打ち付けます。
離島行きのフェリーにも、欠航が出ていました。
東京からの観光客
「行きの便はあったんですけど、帰り予約していた便が欠航になってしまって、ちょっと行くのをあきらめたという感じです」
沖縄本島から、東におよそ300キロ。2日午後4時半ごろの南大東島です。雨が降り、木の枝が大きく揺れ始めます。
そして、3日午前6時には雨は止んでいますが、鉛色の空の下で、木々が大きく揺れ動き、2日に比べて、風の勢いが増しているのが分かります。
台風18号再び接近の台湾
一方、熱帯低気圧に変わった後に、復活した“ゾンビ”台風18号。再び接近してきた台湾では、激しい雨が横から吹き付けます。オートバイを覆うカバーが、強風であおられ、路面に打ち付けられて、跳ね返った雨粒は、風に流されていきます。
この後、雨はやんだといいますが、夕方、再び荒れた天気に。沿岸部では、高波が護岸に打ち付け、水しぶきが道路まで押し寄せます。
通りかかったオートバイは、真上から海水を浴びます。
駅では雨が吹き込み、利用客はホームでも傘をさして雨をしのぎます。
動画を撮影した男性は、こうコメントしています。
「またか。もういい加減にしてと思いました。このような大雨が、あとどのくらい続くのか心配です」
男性によると、現地では雨は夜遅くに止んだものの依然として大雨に関する警報や注意報が出ているといいます。
気象庁は警戒を呼びかけ
そして、秋田や青森など日本海側では、警報級の大雨となりました。
気象庁は、警戒を呼びかけています。
永山隆治天気相談所長
「ここで広く申しあげておきたいのが、前線の停滞によって、西日本から東日本、あるいは台風によって広い範囲で警報級の大雨になる可能性があるということです」
(2026年9月3日放送分より)
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