「変わり者は大切に育てなくては」ノーベル賞受賞 白川英樹さん(90)死去

「変わり者は大切に育てなくては」ノーベル賞受賞 白川英樹さん(90)死去
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ノーベル化学賞を受賞した白川英樹さんが、転移性肝腫瘍と原発不明がんにより亡くなっていたことが分かりました。90年の生涯でした。

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白川英樹さん
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2000年、ノーベル化学賞の授賞式。壇上に立ったのは、筑波大学名誉教授の白川英樹さんです。それまでの常識を覆し、電気を通すプラスチックの開発に成功しました。

白川英樹さん
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その研究の流れは今、有機ELディスプレーなど、スマートフォンを支える技術にも広がっています。

歴史的な研究の出発点は、実験の失敗で偶然できた1枚の膜。白川さんはそれを切り捨てず、世界を変える発見へとつなげました。

白川さんが大事にしていたことは。

筑波大学名誉教授 白川英樹さん(当時64歳)
「『出る杭は打たれる』ということがある。『出る杭』は悪いのか良いのか。悪いこともあるかもしれないが、良いこともあるに違いない。10人いれば全部個性が違う。中に何人か変わり者がいても良いはずだが、その変わり者を異端視してしまう風潮がある。変わり者は大切に育てていかなくてはならない。そういうことによって個性豊かな人間が生まれる。そういうことから始めなければ、オリジナリティーある人間は出てこない」

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