
中古車の人気が急上昇している中、中古車価格が下落しているのが、トヨタの「アルファード」です。新車より中古車が高いケースもあった人気の車に、何が起きているのでしょうか。
【画像】中古車価格が下落するアルファード 車種特有の理由とは
アルファードの在庫急増
ズラリと並んだ、トヨタのアルファードの中古車。世界屈指の人気車種に異変が起きています。
ファイブスター 吉田龍太郎部長
「これが今612万円で販売しているもの。(以前は)600万円台では買えるような車じゃなかった。(今より)100万円は高かったと思います」
中古車検索サイトに掲載されたアルファードの在庫数を見ると、2年前は400台ほどでしたが、現在は2313台にまで増加しています。(3日現在 カーセンサーnetから)
2023年6月に発売されたアルファードが中古市場に出回りやすい「3年落ち」のタイミングを迎えているとみられます。
吉田部長
「“(アルファードは)すごく高い”という印象が出回っていたかと思うけど、今は非常に落ち着いて選びやすい車の一つになったかと思います」
価格がなぜ急落?
中古車業界には、かつてない追い風が吹いています。
半導体不足から、新車の価格が上がり、納期にも時間がかかっていたことが理由です。
中古車販売大手ネクステージの2026年5月中間連結決算では、純利益が前の年の2倍となる過去最高を更新。中古車のオークション最大手ユー・エス・エスや中古車店ガリバーも過去最高益の計上や予想を相次いで発表しています。
中古車の平均取引価格が高騰するなか、逆に価格が下がっている、アルファード。そこには、車種特有の理由もあるといいます。
勝ち抜き査定セルカ 山本隼士営業部長
「(現行のアルファードは)注文が殺到しすぎて、トヨタが新規の注文受け取りを完全に停止するという事態に発展いたしました。新型がほしくても注文できないという状況になってしまったので、市場に出回ったわずかな2023年式の中古車相場が非常に高く跳ね上がったところでバブルが起きた」
新車が一時期、受注停止となった影響で、中古車の平均取引価格は、2024年におよそ100万円も高騰。中には、新車価格を上回る値がついた車体もあったといいます。しかし去年、一気に150万円も値下がりしました。
山本営業部長
「走行距離も1000キロ未満で売却される方や、1万キロ未満で売られる方も非常に多くて。他の車両と比較すると、たくさん出ている。買い手側からすると、選び放題といった状況。思ったよりもバブルがはじけるのが早かった」
(2026年9月4日放送分より)
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