「2日で5円」円相場が急騰 市場が感じた“日銀の本気度”

「2日で5円」円相場が急騰 市場が感じた“日銀の本気度”
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 円相場が急激に上昇し、2日間で5円ほど円高となりました。なぜこれほど上昇したのか、読み解く鍵は「日銀の本気度」にあるといいます。

【画像】今回の円高は一時的なもの?

「2日で5円」円相場が急上昇

為替介入が行われた形跡はみられず
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 3日に円が急伸、一時1ドル=155円台前半をつけ、この2日で5円ほど円高が進む展開となりました。為替介入が行われた形跡はみられていません。

「引き続き臨戦態勢」
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通貨政策の責任者
財務省 三村財務官

「私としてはまったくまだ安心も満足もしていませんから、引き続き臨戦態勢と」

 円安阻止のための日米協調介入以来、約1カ月ぶりの円高水準。背景には何があるのでしょうか。

背景には何が
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経済部 マーケット担当
石橋侑子記者

「外国為替市場の多くを占めるのは、短期的に取引をして利益を出そうとする『投機筋』と呼ばれる人たちです」
「こんなに急に円高に振れた理由は色々な要因が重なって、この『投機筋』たちが『ドルを売って円を買うよう動いたためだと考えられます。まずアメリカのベッセント財務長官が日本に利上げを求めるような発言を繰り返しました」
「加えて2日、日本の利上げを決めるメンバーの一人である高田審議委員が利上げするだけでなく、そのペースを速めるべきだといった趣旨の発言をしました」

円高は一時的?

「局面が変わってきた」
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日本銀行 高田審議委員
「局面が変わってきた。従来の(利上げが)半年に1度、年に2回という状況ではなくて、新たな状況に対応した機動的な対応が必要になってくると。結果として(利上げが)連続になることももしかしたら一般論としてありうるかもしれない」

 高田審議委員は日銀の利上げについて「機動的に対応する必要がある」とも述べ、今月中旬に行われる金融政策決定会合を前に、より踏み込んだ発言をしました。

日米の金利差が縮まることが意識
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石橋記者
「市場はこれまで日銀は『なかなか利上げできないんじゃないか』とみていましたが、この発言で『ただ利上げするだけではなく、そのペースも速めるんじゃないか』と受け止められたんです」
「一方で、ここへ来てアメリカは早期の利上げをしないとの見方が広がっています。こうした状況から、日米の金利差が縮まることが意識され、ドルを売って円を買う動きが強まっています」

 果たして、今回の円高は一時的なものなのでしょうか?

今回の円高は一時的なもの?
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「市場には日銀の利上げに対して『投機筋の期待値が上がりすぎている』との声も出ていて、今後彼らが『期待を裏切られた』と感じれば『逆にすごい勢いで円安に振れることもありえる』と指摘しています」

(2026年9月4日放送分より)

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