2013年の「キングオブコント」王者でありながら、テレビでの挫折や大会予選での敗退を経験したお笑いコンビ「かもめんたる」。一時は解散の一歩手前まで追い込まれながらも、ふたりがコンビ存続を選んだ背景には何があったのか。ABEMAの密着番組『NO MAKE』は、衝突やすれ違いの末にたどり着いた、槙尾ユウスケと相方・う大の不器用で深い絆に迫った。
優勝直後のバラエティー出演で思うような立ち回りができず、焦りを募らせていたふたり。相方のう大が「沈没していく船の中で『大丈夫』と思っているか『これ沈没するかも』と思っているか、どちらが愚かかというだけの話」と当時の恐怖を語ると、槙尾も「何もできなかった」と苦い思いを吐露した。
決定的な亀裂が入ったのは、再び挑んだ大会の予選敗退後だった。ラジオ番組でう大からネタ中の声の高さを注意された槙尾が言い返したことで、激しいケンカに発展。う大が「もうラジオに出ない」と言い出し、事務所から呼び出されて話し合いが行われるほどの事態となった。
一時は本気で解散が頭をよぎり、う大は「槙尾が解散したいと言ったら解散してもいいかなと思った」と振り返る。しかし、槙尾は「ここで僕が『分かりました、解散しましょう』と言ったら『かもめんたる』が終わっちゃう。それでも『かもめんたる』でやりたいです」と踏みとどまった。
「う大はとにかくめちゃめちゃ面白い。他の芸人のネタを見ても全く面白いと思えなくなっちゃう。そのコントを一緒にやれるのはすごい幸せ」と語る槙尾に対し、う大も「一番ありがたいのは、僕のネタを面白いと思ってくれているところ。年を取った時に槙尾は『あー、あの時解散しなくてよかったな』と思うんじゃないか」と明かす。不器用ながらも互いの才能を認め合うふたりは、今もコンビとして歩みを続けている。
(『ABEMA NEWS』より)

