
台風24号と秋雨前線の影響で、西日本は記録的な大雨となっています。
【画像】屋久島・種子島では線状降水帯発生…災害発生の危険度が急激に高まる 大雨長期化へ
災害発生の危険度 急激に高まる

局地的に雨が強まっている鹿児島県。
気象庁は、4日午後9時29分、線状降水帯が発生したと発表しました。種子島・屋久島地方では、命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まっています。
平年1カ月分の雨量が半日で

宮崎県でも、長時間、強い雨が降り続いています。
気象庁は、午後0時19分、宮崎県南部に線状降水帯の直前予測を発表しました。
線状降水帯は発生しなかったものの、小林市では、12時間雨量が289ミリに達しました。平年9月の約1カ月分がわずか半日で降ったことになります。

荒井理咲子アナウンサー
「道路上、水がたまり始めています。ガソリンスタンドに水がたまってしまっていて、車が通るたびに大きな波ができています」

ガソリンスタンド従業員
「指示で(店を)閉めてくれと。(Q.この状況を見て)雨の状況を見てですね。(Q.どれくらいで)30分ぐらい。貼り紙して、待機する予定」
大雨の影響で、宮崎自動車道や東九州自動車道の一部などで、いまも通行止めが続いています。

宮崎市内を流れる瓜田川は、みるみるうちに水位が上がり、午後4時、水面が橋のギリギリにまで達しました。大淀川も、橋脚の上の方まで濁流が押し寄せています。道路の冠水も相次ぎました。
台湾からの観光客「泣きたい」
観光業にも影響が出ています。

宮崎市では、5日からアイドルグループ『日向坂46』の野外ライブが予定されていましたが、中止になりました。
宮崎第一ホテル 橋本和佳チーフ
「キャンセルが、多数、発生しました」

このホテルは、ほぼ満室となっていましたが、160組がキャンセルとなりました。今回に限り、キャンセル料はとっていないそうです。

宮崎第一ホテル 橋本和佳チーフ
「今年の大イベントだったので、みんながっかり。来年、開催するときには、絶対に晴れて、多くの人に利用してほしい」
ホテルには海外からのファンもいました。

台湾から来たファン
「飛行機を降りて、すぐに(中止が)わかった。正直、ちょっと泣きたい気持ちがある。でも仕方がない。この雨、すごくて、メンバーたちも危険だと思います」
土砂災害の危険が高まった都城市では、午後4時、市内全域に避難指示が出されました。
週明けにかけて厳重警戒を

復興半ばの熊本県にも、非情な雨が打ち付けます。
3日に日本製紙八代工場で発生した火災。一夜明け、午前10時から予定されていた警察と消防による原因の調査は、延期となりました。

線状降水帯の予測情報が出されていた高知県。
普段は穏やかな四万十川の清流も、4日は、水かさが増していました。
観光客
「この川を見てつくづく思いました、この川が氾濫するときは、もう地球は滅亡だろうなと」
5日にかけ、九州南部が雨のピークに。宮崎県と鹿児島県では、引き続き、線状降水帯発生の恐れがあります。
