鹿児島県屋久島町に「レベル5土砂災害特別警報」気象庁が会見「経験したことのない大雨。直ちに身の安全の確保を」12時間・24時間の雨量は観測史上1位

速報,会見
気象庁会見
【映像】大雨の様子

 5日、気象庁は記者会見を開き、鹿児島県屋久島町に発表された「レベル5土砂災害特別警報」について説明した。

【映像】大雨の様子

 冒頭、「これまでに経験したことのないような大雨となっています。災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です」と述べ、命に関わる危機的状況であると伝えた。

 続いて「特に土砂災害警戒区域などでは何らかの災害が既に発生している可能性が極めて高く、警戒レベル5に相当します。命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保してください」とした。

 また「まだ暗い時間帯のため、避難する際には周囲の状況を十分に確認してください。指定された避難場所への避難がかえって危険な場合には、少しでも崖や沢から離れた場所に移動してください」と呼びかけた。

 降雨の状況については、屋久島町の尾之間で12時間に403mm、24時間に479.5mmの降水量を観測しており、「いずれも観測史上1位の値を更新している」と説明した。土砂キキクルでは屋久島町の一部で「警戒レベル5相当(災害切迫)」を示す黒い領域が広がっていることも示された。

 大雨をもたらしている気象要因については、「台風24号が沖縄の北をゆっくり南に向かって移動している。また、熱帯低気圧が日本の南から北上している。この台風と熱帯低気圧の周辺の流れにより、南東側から北西側に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、大気の状態が非常に不安定になって現在のような大雨をもたらしている」と説明した。台風24号は9日の午前3時の予想では熱帯低気圧に変わる見込みとしている。

 屋久島町の雨量の見通しについては、5日9時から昼前にかけてそれぞれ1時間最大60mmの降水を予想。土砂災害については「災害切迫を示す状況が昼前まで、それ以降も危険な状態が今日いっぱい続く」との見込みを示した。今後の24時間雨量については、5日から6日朝6時にかけて鹿児島で200mm、宮崎県内でも180mmを予想。7日朝6時までも鹿児島・宮崎で200mmまたは150mmといった大雨が続くとした。

 また、屋久島町以外の周辺地域でも警戒が必要として、「周辺の地域ではレベル4の危険警報、あるいはレベル3の警報が発表されている地域がある」と述べた。土砂災害の警報級の可能性については、宮崎県・鹿児島県でそれぞれ5日から7日にかけて予想されているという。
ABEMA NEWS)
 

こんな記事も読まれています
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る