東京・大島町にも「レベル5土砂災害特別警報」 元気象庁長官「土のうを積むなど止水対策を」「これまでの常識は通用しない」

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【映像】7日 千葉・大網白里市で再び雨被害

 7日、東京都新島村に続き、午後0時30分には大島町にもレベル5土砂災害特別警報が発表された。これを受け、元気象庁長官の山本孝二氏が大雨の要因や今後の警戒ポイント、避難時の注意点について解説した。

【映像】7日 千葉・大網白里市で再び雨被害

 大島町では24時間雨量が大島で500ミリを超え、平年の9月1カ月分の1.7倍に達する記録的な大雨となった。山本氏は「新島村に続いて大島町でも土砂災害特別警報が出たのは、土壌に染み込んでいる水の量によるもの。新島の方が先に危険性が高まったが、大島でも断続的に雨が続いた結果、気象庁が土砂災害特別警報の発表の判断をした」と説明した。

 大島町の特徴について、山本氏は「三原山の中心から多くの住民が住む元町に向けて急傾斜になっている。土砂災害が起きると元町に流れ込む可能性が高い」と指摘。すでに大島町役場から避難指示が出されていることに触れ、「特別警報が出たということは緊急安全確保の段階。速やかに安全な避難所へ移動してほしい」と呼びかけた。

 今後の見通しについて、7日午前9時に熱帯低気圧に変わった台風24号と秋雨前線の影響が続くと解説。「熱帯低気圧に変わっても水蒸気の断続的な補給が今後も続くので、8日から9日頃までは伊豆大島や南関東で大雨への警戒が必要」とした。さらに、関東で降った雨が北上しているとして、福島県いわき市でのアンダーパス水没事故や、宮城県石巻市へのレベル4土砂災害危険警報の発表に言及。「アンダーパスなどの低い場所は一気に水かさが増す。マフラーに水が入る数十センチ程度の深さでも車は動かなくなるため、不要不急の外出を避け、水の中には絶対に車で入らないでほしい」と警鐘を鳴らした。

 また、千葉県での二次災害の懸念や内水氾濫についても触れ、都市部の排水能力を考慮し、1時間に20~30ミリの雨でも浸水の危険があることを指摘。事前に土のうを積むなどの「止水対策」や自治体が配布する防災マップの確認を推奨した。

 最後に、世界各地で発生している異常気象や「スーパーエルニーニョ」の影響について、「来年2月まで続く可能性がある。これまでの常識は通用しないと考え、警報が出た際には『自らの命は自らが守る』という鉄則のもと、早めの避難準備や安全確保を行う行動様式が求められている」と結んだ。

ABEMA NEWS)
 

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