7日、東京・伊豆諸島の利島村に大雨による「レベル5土砂災害特別警報」が発表された。すでに同じ警報が発表されていた新島村、大島町と合わせ、伊豆諸島北部の3町村全域に警戒レベル5緊急安全確保が発令されている。これを受け、気象予報士の竹内青空氏が身の安全を最優先に確保するよう呼びかけた。
気象庁は、7日午前4時15分に新島村、午後0時30分に大島町、午後3時に利島村へレベル5土砂災害特別警報を順次発表した。これに伴い各自治体は、新島村の1335世帯2431人、大島町の3747世帯7884人、利島村の182世帯306人を対象に、ただちに身の安全を確保するよう求めている。
竹内氏は「大島町や利島村、新島村で引き続き『災害切迫』という表示になっている。こういったところではすでに災害が発生している恐れがあり、今、命の危険が迫っている状況となっている」と警戒を呼びかけた。
この時間までの24時間に降った雨の量は、大島町で574.5ミリ、新島村で436.5ミリ、利島村で384ミリに達しており、記録的な大雨となっている。また、千葉県館山市でも316ミリを観測したほか、千葉県や神奈川県三浦市などにもレベル4の土砂災害危険警報が発表されている。
今後の見通しについて竹内氏は、秋雨前線が停滞していることに加え、台風24号から変わった熱帯低気圧が北上して本州付近で前線と一体化する見通しを示した。西日本や東日本でも8日から10日にかけて大雨が長引く恐れがあるという。竹内氏は「7日夜は崖や沢から反対側のお部屋で過ごすようにしてください」と述べ、「雨が止んだからといって油断をせずに警戒を続けていただきたい」と訴えた。
また、各地でライフラインへの影響も出始めている。東京電力のホームページによると、管内では約3420件の停電が発生しており、内訳は茨城県で約1290件、千葉県で1170件、山梨県で約690件、栃木県で約230件、静岡県で約50件、群馬県で約10件となっている。スマートフォンの充電や生活用水の確保など、7日夜に向けた早めの備えが呼びかけられている。
(ABEMA NEWS)

