
高市早苗総理大臣は8日、人事の一任を取り付けました。16日に行う内閣改造の焦点は、“ポスト高市”とみられている人物の処遇です。
16日にも内閣改造へ
高市総理が初めて“人事の季節”を迎えています。8日午前、役員会を開いた自民党は、総裁である高市総理に党役員人事を一任しました。
その高市総理は、すでに鈴木幹事長ら党幹部と相次いで面会し、内閣改造や党役員人事について意見交換しています。
自民党 萩生田幹事長代行
「(Q.総理とはどんな話を?)食事をしました。焼き魚定食です」
「(Q.話の内容は?)党のいろんな組織のことを政調会長を交えて」
自民党 小林政調会長
「今後、党の組織をどう強化していくか、そういう話を」
党役員人事では麻生副総裁と鈴木幹事長、小林政調会長と萩生田幹事長代行の留任が固まりました。
小林政調会長の留任については本人が希望したほか、目をかける麻生副総裁の意向があったということです。
自民党幹部
「麻生さんとしては小林さんが閣内に行っちゃうと目が届かなくなっちゃうし、党に置いておきたいんでしょう」
政治部 官邸サブキャップ
大石真依子記者
「基本的に人事は高市総理と最側近である木原官房長官の2人で決めています。自民党内での人付き合いが広くない高市総理が頼りにしているのが、2回生以上の衆院議員に実施した役職希望のアンケートです。高市総理は相当読み込んでいるとのことで、本人のこれまでの実績や熱意を加味したうえで具体的な人選を進めています。人事を考えるうえで、高市総理にとっての最優先事項は来年の総裁選での再選です。党内の実力者である麻生副総裁と、義理の弟である鈴木幹事長を引き続き味方につけるほか、ライバルを封じ込める狙いがあり、おのずと留任が多くなります」
焦点は“ポスト高市”の処遇
一方、内閣改造では木原官房長官、片山財務大臣、茂木外務大臣、小泉防衛大臣を留任させる方針です。
去年、自民党の総裁選挙に立候補したうちの3人が留任とみられる中、残る林総務大臣の処遇に注目が集まっています。
大石記者
「高市総理としては林さんを閣内にとどめて、来年の総裁選に林さんが出馬しづらい環境にしたい考えです。現職の総理が立候補する総裁選に、その内閣の一員でありながら立候補することは、『弓を引く』行為で、やりづらいのが実際のところです」
「一方の林さんですが、総裁選への出馬の意欲を隠していません。去年の総裁選では議員票では高市総理を上回ったものの、地方票で大きく差をつけられたことから、側近議員は次の総裁選を見据え、『無役になって全国を回ってほしい』と話しています。総理に近い議員は『いったんは入閣を打診するだろう』と話していて、林さんの対応が注目されます」
高市総理は16日にも党役員人事と内閣改造を行う考えです。
(2026年9月8日放送分より)
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