
全国各地で見知らぬ外国人女性から日本国旗を差し出され、寄付を名目に金銭を要求される事案が相次いでいます。一体、何の目的で行われているのでしょうか。
【画像】男性が購入した日本国旗 差し出された1枚の紙、支払い断ったが…
謎の外国人女性が“居座り”
「すごく薄っぺらくて、後ろが透けている」
こう話すのは、札幌市のすすきのでバーを営む男性。1週間ほど前、日本国旗を持って1人の外国人女性が店を訪れたといいます。
「結構、海外の方もいるので、最初は客だと思った。でも、特に座ったりもせず、酒を注文するわけでもなく」
不思議に思った店主が話しかけようとしたところ、女性は1枚の紙を差し出してきました。
「耳が聞こえなくて言葉もしゃべれません。私たちは日本の文化を勉強するために日本に来ました。活動を続けるためにはあなたたちの寄附が必要です。500円を寄附してもらえたら、私はこちらの国旗を差し上げます」
突然のことに驚いた店主。支払いを断りましたが…。
「最初は断ったけど、払わないと帰らない雰囲気。他の客もいて、正直、邪魔になってしまう。500円で帰ってくれるならと思って支払った。ずっと居座られても困るので。正直、支払うしかなかった状況は作り出されていた」
飲食店狙い国旗押し売りか
同じ時期、外国人女性の姿は近くにある別のバーでも目撃されていました。札幌市でバーを営む中津満さんはこう話します。
「(※再現した旗)大きさでいうとA4を半分にしたぐらいの旗で。急に『はい』と渡してきて、何だろうこれと思っていたら(紙に)『この旗を500円で買ってくれ』というようなことが書いてあった。急にお金と言われたので、金額は500円とはいえ、ちょっとこれはなと思い、ノーサンキューでお帰りいただいた。帰る時、ちょっと舌打ちをされた」
周辺の飲食店では、同じような手口で日本国旗を売りに来る外国人女性の姿が相次いで確認されているといいます。
「知り合いの飲食店経営のマスターさん、ママさんたちにも連絡したら、うちにも来ていたわとか、ほろ酔いだった客がいる店だと『お姉さん、かわいいね。1000円で良いよ』みたいな形で、結構買っちゃった方もいるみたい」
組織が関わっている?
こうした外国人は全国各地で目撃されています。背後に何らかの組織が関わっているのでしょうか。
専門家の元警視庁公安部・松丸俊彦氏はこうみています。
「色々と情報収集していると、組織性は今のところ感じない。(各地で個人が)小遣い稼ぎとか、旅費を稼ぐためにやっていると思う。2019~2020年ぐらいに秋葉原・渋谷・新橋・新宿辺りでも、路上で(国旗が)売られていたが、飲食店に入ってきて、いわゆる押し売り、立ち退かないような形で売るのは、新たな手口が出てきたなと思う」
「ここはお金払うぞと分かれば、また来る可能性もあるので、ぜひ最初が肝心ですので、取り合わずに『帰ってください』と。あまりにしつこい場合は、110番通報の対応で良いと思う」
(2026年9月9日放送分より)
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