早場米が本格出荷で“逆転現象”つづく中、古米の値崩れも 売るほど赤字も選択肢なし

早場米が本格出荷で“逆転現象”つづく中、古米の値崩れも 売るほど赤字も選択肢なし
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 新米が古米より安い異例の状態が続いていますが、早場米の流通が本格化して値崩れが起こり始めています。東京都内では2000円を切る店も出てきています。

【画像】6月には空っぽのはずが古米40トン山積みの倉庫

古米と逆転現象

新米のほうがおよそ600円安い
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 千葉県産ふさこがねの新米を5キロ2430円で販売する横浜市のスーパー。同じようなランクの去年収穫された古米が3014円で、新米のほうがおよそ600円安くなっています。

 他のスーパーでも新米のほうがおよそ3割安い、逆転現象が起きていました。

スーパーセルシオ和田町店 久保田浩二さん
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スーパーセルシオ和田町店 久保田浩二さん
「やっぱり古米を何とかして売り切りたいんですけども、最終的には値段を下げざるを得ないだろうな。そうした時は新米価格と同等くらいまで、基本的には値下げをせざるを得ないだろうな」

5キロの古米が税抜き1980円
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 そんな中、古米の価格を下げ始めた店も。5キロの古米が税抜き1980円。税込み2138円で売られています。

マルヤス 松井順子代表
「(Q.なぜこの値段に下げたのか)近隣のお店のコメの価格(の影響)も大きくあります」

 今後、古米の価格については。

「もう少し下がるのかなとは予想しています。在庫の量次第だと思うのですが、割と限界かなという思いもあります」

売ると赤字 残せば品質低下

 取材班が向かったのは、稲穂が広がる米どころ、千葉県山武市。今年は高温の影響が少なく、豊作が見込まれています。倉庫を見せてもらうと。

米のたけやま 伊藤享兆社長
「こちらに積んであるのが、7年度産のコメになっております」

6月には空っぽのはずが古米40トン山積みの倉庫
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 山積みになっていたのは、千葉産の「コシヒカリ」と「ふさこがね」。コメの生産と、業者へ卸しているこの会社。倉庫には、40トンの古米が残っていました。

「在庫量としてはこの時期にしては、異例なくらい多いというような状況です」

 例年は6月に古米の在庫がはけ、新米が入るまでの期間は空っぽになるといいます。

 在庫の古米は、4200円が採算ラインですが、新米が出始めてきたため、現在は2200円で販売している状況です。売れば売るほど赤字ですが、選択肢はありません。

米のたけやま 伊藤享兆社長
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「7年産が残っている中で、価格が8年産が安いというのは厳しいところがあります。7年産が売れなくなってしまう。これ以上高く売ることもできませんし、余らせておいても品質も低下して食べられないものになってしまう」

(2026年9月10日放送分より)

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