
アメリカのトランプ大統領は、第二次政権の審判ともいえる中間選挙を2カ月後に控え、共和党の牙城ともいえるテキサス州で、党大会を開きました。
【画像】揺らぐ“赤い州” 民主党候補に勝機か…米共和党 牙城で異例の党大会
共和党大会は、通常、大統領選にともなって行われるもの。中間選挙のために開かれるのは初めてです。しかも、トランプ大統領の演説は、2夜連続で予定されています。
アメリカ トランプ大統領
「私が立候補していると思って、投票してくれ、お願いだ。我々が負ければ、国境、減税政策、安全、国民の財産も失われ、国は2年前の地獄に逆戻りだ。再び、世界の笑いの種だ。私が出馬しているわけではないが、みんなにお願いしたい。私が立候補していると思って、投票に行ってくれ」

トランプ氏の支持者の中には、「トランプになら投票するが…」と、中間選挙の投票を控える人が一定数います。そんな人たちを投票所に行かせたいというのが、トランプ大統領の狙いです。
ただ、会場を見渡すと、空席が目立ちます。
アメリカ トランプ大統領
「フェイクニュースは姑息で、トイレに立った男性の席を撮影して、『トランプ、会場の席を埋められず』と書くんだ。だから、手洗いに席を立つのは控えていただきたい」
いま、共和党の牙城・テキサス州ですら、足元が揺らいでいます。
上院議員候補・パクストン氏(63)。テキサス州の司法長官で、トランプ大統領ともつながりの深い“MAGA派”です。

対する民主党の候補はタラリコ氏(37)。神学校出身で、元中学教師。ただ、政治において、宗教の原理原則を第一にするのではなく、弱い人に寄り添う“愛の政治”を掲げています。

直近の世論調査では、タラリコ氏が48%と、わずかにリードしているのが現状です。
中間選挙に向けて焦るトランプ大統領。“票の買収”ともとれる発言まで飛び出していました。
アメリカ トランプ大統領
「共和党が上下両院で過半数をとったら、5000ドル(約77万円)をアメリカの全成人に支給しよう。好調な企業が株主に配当金を出すのと同じだ。カナダや中国、ドイツなどではなく、アメリカで使ってくれ。共和党が勝てば“トランプ配当金”5000ドルだぞ」

