
円高が進んでいることに加え、今月から燃油サーチャージが大幅に引き下げられたことで、海外旅行の人気が高まっています。さらなる日本人観光客を呼び込むために、1ドル120円キャンペーンを打ち出すホテルも登場しています。
円高で海外旅行予約20%増
常夏の島でのバケーションや異国のおいしいグルメが楽しめる海外旅行。
近年の円安や中東情勢の悪化に伴う燃油サーチャージの引き上げで、JTBの調べでは今年の夏に海外旅行を検討していた人は6年ぶりに減っていましたが、今月に入り状況は一変しています。
旅行アプリ「NEWT」
田島大勢ツアー造成担当
「9月は8月と比べて予約が20%程度増えている。燃油サーチャージ・円高の影響で、旅行の原価は安くなっている」
航空会社によりますが、日本と北米やヨーロッパを結ぶ航空機の燃油サーチャージは、1人あたり片道で6万5000円から5万円に値下げするところも出てきています。
4人家族なら往復で12万円も安くなる計算です。
こちらの旅行会社では、まもなく始まるシルバーウィークに駆け込めるツアーも用意されています。
「人気のエリアでいうと、ベトナムとタイが特に大きく伸びている。ベトナムが4人家族だと4万円~5万円ほど下がる想定。空席がある日程も一部残っている。まだ駆け込むことは可能か」
「台湾2万9800円。韓国1万9800円からと、かなりお得にソウルに行けるというツアーになっている」
“1ドル120円”ホテル割引
一方、日本から飛行機でおよそ3時間半のリゾートアイランド・グアムでホテルを運営する企業は「1ドル120円キャンペーン」を打ち出しています。
ザツバキタワー
マーケティングディレクター
山崎帆香さん
「(グアム便は)燃油サーチャージが片道5000円、往復1万円値下げに。11月以降どうなるか分からない。今、予約の絶好のチャンス」
ホテルの宿泊代金だけでなく、滞在中の直営レストランや空港送迎などの総額をチェックアウト時に1ドル=120円相当に割り引いて精算します。
現在の円相場より20%以上円高だった2019年ごろの円相場を再現して、近年の円安で定着した「海外旅行は高い」というイメージを払拭したい考えです。
「実はグアムは大変コスパの良い旅行先。今回対象の4ホテルの宿泊料金を見てみると(ドルベースで)コロナ前の2019年と宿泊料金が同等かそれ以下の水準。物価もコロナ前と今とほとんど変わらない」
(2026年9月11日放送分より)
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