新千歳空港の検疫で口蹄疫ウイルス検出 中国からの乗客の荷物に持込禁止「ヤギ生肉」

新千歳空港の検疫で口蹄疫ウイルス検出 中国からの乗客の荷物に持込禁止「ヤギ生肉」
この記事の写真をみる(5枚)

 北海道の新千歳空港で今年1月、中国からの乗客の荷物から、持ち込みが禁止されているヤギの生肉が見つかりました。農林水産省は今月10日、生肉から感染性のある口蹄疫(こうていえき)のウイルスが確認されたと発表しました。

【画像】2010年に非常事態宣言を発令した宮崎県の東国原英夫知事(当時)

宮崎では過去に非常事態宣言も

 7日、宮崎県が防災・防犯情報メールサービスで注意を呼びかけたのは…。

「韓国の牛飼養農場において、口蹄疫およびランピースキン病の発生が確認されました」

口蹄疫とは
拡大する

 口蹄疫とは、人ではなくウシやブタ、ヤギなどが感染するウイルス性伝染病。なぜ韓国での発生に警戒が必要なのでしょうか。

「平成12年(2000年)と平成22年(2010年)に口蹄疫が発生しましたが、いずれもその前に韓国での発生が確認されている」

宮崎県 東国原英夫知事(当時)
拡大する

 2000年には、韓国で口蹄疫の発生が確認された後、宮崎市の農場で感染が確認されました。2010年にも…。

宮崎県 東国原英夫知事(当時)
「口蹄疫に関する非常事態宣言の発令であります」

約30万頭のウシやブタが殺処分
拡大する

 韓国で口蹄疫の発生が確認された後、宮崎県都農町の農場でも感染が確認されました。

 その後、感染は急速に拡大。県は非常事態宣言を出し、最終的におよそ30万頭のウシやブタなどが殺処分されました。

 いずれも韓国からウイルスが持ち込まれたと確認されているわけではありませんが、インバウンド需要も増える中、政府は水際対策を強化していました。

殺処分など携わった職員は

 農林水産省は10日、今年1月に中国から新千歳空港に到着した旅客の手荷物からヤギの肉が見つかり、感染性のある口蹄疫ウイルスが検出されたと発表しました。動物検疫で確認されたのは初めてです。

旅客の手荷物からヤギの肉
拡大する

 2010年の感染拡大の際、殺処分などに携わったという職員、都城家畜保健衛生所防疫課の片山貴志課長はこう話します。

「大事なウシやブタを全部殺していく作業をずっとしてきたので、それはもうとても言い表せないつらさ。今後も引き続き、関係のない者を農場には立ち入らせないというのが、しっかり呼びかけていますし、これからも呼びかけていきます」

(2026年9月11日放送分より)

この記事の画像一覧
外部リンク
この記事の写真をみる(5枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る