
電気自動車大手テスラが、無人のロボタクシー向けに開発した専用車両を日本で初公開しました。オーナーが使っていない時間に、車が自動運転でタクシーとして働く、そんな未来がやってくるかもしれません。
【画像】テスラ「サイバーキャブ」の車内 ハンドルやペダルがないシンプルな空間
8台のカメラでAIが状況を判断
11日、東京・青山でお披露目されたのは、テスラの「サイバーキャブ」。自動運転“専用”に開発された車です。
車内を見てみますと、ハンドルやペダルがありません。大型のディスプレイが一つという、とてもシンプルな空間です。
まさに未来を感じるような、このデザイン。テスラ独自の運転支援システムを搭載し、8台のカメラで、AIが状況を判断して運転します。
20代会社員
「本当にこれで走れるのかなっていう驚きがありました。走っているところを実際に見たいなって思います」
使い方は簡単。アプリで「乗車場所」と「目的地」を入力して配車を依頼。乗車後、車内のディスプレイをタッチすると自動で動き出します。
足元の広い2人乗りで、後ろには大きな荷物入れもあります。
実は、海外ではすでに、無人の自動運転タクシーが“日常の風景”となりつつあります。
勝手に“車が稼ぐ”?
サイバーキャブは今月、アメリカで運行を始めました。
テスラ以外にも、グーグル系のウェイモが、センサーやカメラ、レーダーなどを組み合わせた無人の自動運転タクシーを4000台以上走らせています。
中国でも、無人タクシーの営業が始まっていました。
今から10年前、テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)は、こんな自動運転タクシーの“未来”を描いていました。
「車を使っていない間、その車でオーナーの方が収入を得られるようにします」
マスク氏いわく、多くの車は1日のうち、5%から10%ほどしか稼働していないため、使わない時間に車が無人タクシーとして働けば、所有者が効率的に稼げるというわけです。
11日に公開されたテスラの「自動運転」専用車。日本ではいつごろ導入されるのでしょうか。
テスラ・ジャパン 橋本理智社長
「日本においては安全性を重視する政府の考え方で、慎重にならざるを得ないのかなと。我々の技術としてまだ公道でのテストをやっておりますので、日本の法整備と我々の安全性、両立できた時にローンチ(開始)したい」
(2026年9月12日放送分より)
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