任期満了に伴う沖縄県知事選で現職の玉城デニー氏が敗れ、高市政権が支援した古謝玄太氏が初当選を果たした結果を受け、13日、日本共産党の田村智子委員長は記者団の取材に応じた。田村氏は「玉城知事が3選を果たせなかったことは大変悔しい結果だ」と述べつつ、選挙戦での論戦や政権側の姿勢について強い批判を展開した。
田村氏は、玉城氏が選挙戦を通じて「たとえ辺野古に基地ができたとしても滑走路が短いため、普天間基地は返還されない」という新たな事実を県民に訴え抜いたと強調。この指摘に対し、相手陣営が具体的な反論をできず回答を避けたと指摘し、「『辺野古が唯一の解決策』という、本当に破綻した大ウソにしがみついた」と強く非難した。
さらに、高市政権が「玉城県政を転覆させるためにはどんな手でも使う姿勢だった」と指摘し、官邸と自民党が国政政党を並べて異例の介入を行ったと糾弾した。また、選挙戦のSNS上において、玉城氏や支援者に対する大量のデマや誹謗中傷が流布された事態にも言及。「日本の民主主義に関わる問題として今後、事実の解明と検証を求めていきたい」と力を込めた。
敗戦によって基地建設への賛否など県民の意思が示されたのではないかとの記者からの問いに対して、田村氏は「そういう風には受け止めていない」と反論。さらに、辺野古は軟弱地盤であり、完成までにさらに30年近くを要し、普天間返還の合意から60年を超えると試算される点に触れ、政府の基地建設方針はすでに事実上破綻していると断じた。
(ABEMA NEWS)
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