
長期金利が上昇するなか、個人向け国債の販売額が3倍以上に急増するところも出ています。3種類ある個人向け国債、何がどう違うのでしょうか。
金利上昇「個人向け国債」注目
70歳
「70歳の私でも、ちょっとチャレンジしてみようかと思って」
70歳で、初めて資産運用を検討しているという女性。きっかけは思いがけない出来事でした。
「私、詐欺被害の未遂で終わったんですけど、それ(詐欺)にあっちゃって、(詐欺)未遂に終わってから自分の持っているものとか生命保険、全部一回見直そうと思って。それで保険も見直して、解約するものは解約した。寝かせる金額がちょっと増えたんですね」
そこで検討したのが国債でした。
「国債は買う手配。定期(預金)は上がってきたけども、やっぱり少し少ない。それで国債、国債、国債って、ちょっと調べてみた。普通口座に置いてるなら、国債にしたほうがいいかなと思って決めた」
金利が上昇するなか、注目を集めている国債。利率は右肩上がりです。
証券会社でも、販売額は大幅に伸びていると話します。
SBI証券 リテールマーケティング部
廣山友梨次長
「個人向け国債に関しては、2026年上半期の販売額2900億円超程度。2025年下半期の3.5倍以上に拡大。びっくりするほどではないが、大きく販売金額が伸びてきているのは感じる。『個人向け国債』というワード自体が、注目され始めていると肌で感じる」
国債人気 背景には
国債などをはじめとした資産の運用、週末に行われるセミナーも人気が高まっています。
投資信託相談プラザ 安部瑞季東京支店長
「債券投資、どういうものかというと、一番メジャーなものでいうと国債というものがあります」
週末、東京・六本木で行われたセミナーには、雨のなか40人以上が集まるという活況ぶり。参加する数も、去年と比べて1.5倍ほど増えているそうです。
50代
「(Q.資産運用はやっている?)NISAはやっている。月々20万円くらい」
NISAを3年ほど前から始めたこちらの女性。今悩んでいるのは、住宅ローン金利の上昇です。
「ある程度まとまった資金があって、住宅ローンがあって、完済すべきか、(資金を)持っていて運用すべきかを今悩んでいて。住宅ローンの金利が上がっているので、それを上回る資金運用をしたい」
安部東京支店長
「金利が上昇しているので、日本の債券への関心が高まっている。そこの案内は最近すごくするようになった」
金利上昇のほかに、国債の人気が高まっている背景には。
廣山次長
「個人向け国債は1万円から手軽に始められる。いろんな資金ニーズに応えられるのが個人向け国債。期間を3年、5年、10年から選べるし、かつ1年目以降は売却できる。2~3年後に教育資金にする場合、個人向け国債、3年債が候補にあがるし、それぞれのライフイベントや資産形成の観点で使いやすい商品」
(2026年9月14日放送分より)
この記事の画像一覧
