
親イランの武装組織『フーシ派』が、要衝を支配下に置いたと主張しています。
激しい戦闘があったのは、中東イエメンの紅海側。サウジアラビアから原油を輸送する要衝です。
フーシ派は、政府側が抑えていた港湾都市を次々と制圧しました。
ANNの取材に対し、フーシ派幹部は「海峡も支配下に置いた」としています。

モハメド・アルブハイティ氏
「我々は、バブエルマンデブ海峡、一帯をすべて掌握した。我々の標的は、サウジアラビアだけだ」

サウジアラビアの主な油田は東側にあり、元々は、ホルムズ海峡を使って、日本などへ輸送していました。
しかし、情勢の緊迫化を受け、パイプラインを経由して、バブエルマンデブ海峡を抜けるようになっていたのです。
フーシ派による海峡封鎖が続けば、アフリカの喜望峰を通るルートを使い続けるしかありません。

日本に輸入される原油の27%が、サウジアラビアのものです。問題は、迂回ルートによる輸送コストの増加だけではありません。
10日、イラクから飛び立ったドローンが、サウジアラビア国内のパイプラインを爆破。現在は、紅海側へ原油を送ることすらできなくなっています。
フーシ派の軍事行動などを受け、原油の先物価格は、1バレルあたり100ドルを突破しました。これは、アメリカのイラン攻撃直後と、同じ水準です。冬場に向けた需要増加もあり、120ドルを超える予測も出ています。

モハメド・アルブハイティ氏
「フーシ派への攻撃を止め、イエメンの封鎖の解除まで、我々は、サウジアラビアをバブエルマンデブ海峡から締め出す」
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