
自民党の新執行部が発足しました。また、17日に発表される第2次高市改造内閣、その狙いと本音は?
【画像】石井参院幹事長の交代 高市総理の意向が働いたのでは?
自民・新執行部が発足
自民党総裁 高市総理大臣
「政策で未来を開いてまいりたい」
自民党は16日朝に臨時総務会を開いて役員人事を行い、新たな執行部が発足しました。
麻生副総裁、鈴木幹事長ら幹部の大半は続投。要職である党四役では、梶山国対委員長が総務会長に就任しました。
高市総理
「政権公約の実現に向けて、政府・自民党の総力を挙げた実行体制とすべく、役員を決めていただきました」
2つの注目点 異例の人事
党役員人事でのポイントは2つ。「参議院のドン」として存在感を示しつつあった石井参院幹事長の交代と、国会運営の要となる村井国対委員長(46)の抜擢(ばってき)です。
村井新国対委員長
「高市政権が進める、掲げる政策を国会の場において、円滑かつ建設的に実現していきたい」
閣僚経験のない村井氏の国対委員長起用は異例のこと。狙いは、村井氏が若手時代から取り組んでいる「国会改革」にあるとみられています。
村井衆院議員
「国会改革は与党野党が悪いという話じゃない。ルールが悪いんだ」(2018年)
これまでに小泉進次郎氏らとともに党首討論の夜間開催や国会のペーパーレス化に向けたタブレット端末導入などを提言。また、予算委員会で質問を受けない閣僚が出席する慣例を廃止することにも取り組んできました。
国会と言えば、「出席回数が少ない」と指摘される高市総理ですが、その高市総理には理解を示しています。
村井氏のオフィシャルブログから
「我が国のように朝から夕方まで約7時間にわたり、行政府のトップが質問に対応し続ける例は、世界的に極めて稀です。予算委員会の質疑の内容をご覧いただき、本当に予算審議が不十分だったのかどうかをご判断いただければと思います」(3月13日投稿)
鈴木幹事長
「村井さんという新しい視点で、新しいこの発想で、国会運営、参議院とも連携しながら、進めていただけるのではないかと」
「総理官邸主導の国会運営」が進むとの見方が自民党内から出ています。
自民党幹部
「総理は、今すぐにでも国会改革をやりたいんだろう。ただ、要は自分が国会に出たくないだけなんだよな」
参院のドン交代で火種?
一方、自民党内をザワつかせているのが、石井参院幹事長の交代です。
石井氏は、いわゆる「裏金議員」を起用した人事や国会運営などを巡って、高市総理との溝が指摘されていることから、高市総理の意向が働いたのではとの見方が出ています。
参院中堅議員
「信じられない愚かさだ。参議院という聖域に、総理が初めて介入してきた汚点となる日だ。やれるもんならやってみろってんだよ。全面戦争だよ。もうこっちは何もしないよ」
高市総理は聖域への介入を否定。
「参議院の役員の人事権というものは、私にはございません。参議院会長がお決めになったと」
参議院の人事権を持つ松山参院会長は…。
「交代いただいたということについて、個別具体的なことは申し上げにくいところもございます」
「総理であろうと『ああせえ、こうせえ』という話はありませんので」
政権公約の実現に向けて邁進する高市総理。16日午後、日本維新の会の吉村代表と党首会談を行い、17日に行われる内閣改造などについて協議しました。
(2026年9月16日放送分より)
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