
10人が交代、7人が初入閣となった第2次高市改造内閣。裏金問題で“不記載だった議員”も抜擢(ばってき)されています。高市総理の狙いは?
【画像】初入閣…自らを「アイデアマン」と呼ぶ藤井比早之衆院議員
第2次高市改造内閣
藤井比早之衆院議員(55)
「もしもし」
初入閣が決まった藤井比早之衆議院議員です。
藤井衆院議員
「しっかり頑張ってまいります」
電話をかけてきた事務方に深々と一礼。
藤井衆院議員
「ポストの提示は、まだなかったんですけどね」
自らを「アイデアマン」と呼ぶ藤井氏。指をさすこのポスターも自信作のひとつです。
藤井衆院議員
「指先に画鋲を刺した子どもさんがいて、車のライトが当たると指先がピカピカ光ると。今はそれに発想をいただいて、指先からビームが出るようなポスターにしたら『ひさゆきビーム』ということで、親しまれるようになりました」
その藤井氏は、総務大臣に就任。今回の内閣改造で焦点となっていた林芳正氏は留任せず、閣僚ポストから外れました。
退任する林総務大臣
「(Q.留任の要請がなかった?)そのことも含めて人事に関することは、お答えを差し控えたいと思います」
「(Q.総務大臣としては後ろ髪をひかれる気持ちは?)後ろ髪は、あまりないもんですから」
政治部 澤井尚子与党キャップ
「今回、最大の注目点は、去年の総裁選で戦ったライバルのうち、林さんだけが無役となったことです。林さんは人事希望のアンケートを白紙で出していたとみられますが、これまでも“政界の119番”としてポストを提示されれば引き受けてきただけに、続投を要請されれば受けていただろうとの見方が大勢です。総理周辺は『高市総理の側が林さんを切ったんだろう。林さんは閣内にいようがいまいが総裁選には出馬するつもりだろうし、それなら他の人を処遇したほうがいい』と解説します。高い内閣支持率が続くなかで『野に放っても脅威ではない』と、高市総理サイドは考えたものとみられます」
“不記載議員”も抜擢 狙いは?
新たに発足した第2次高市改造内閣では8人が留任。官房長官、外務大臣、財務大臣のほか、赤沢亮正経済産業大臣、小野田紀美経済安保大臣らが再入閣しました。
留任 小泉進次郎防衛大臣
「引き続き全身全霊、任を果たしたいと思います」
初入閣は7人。日本維新の会から中司宏前幹事長が規制改革担当大臣として入閣。自民党派閥のいわゆる裏金事件を巡って党の処分を受けた、旧安倍派の2人も入閣しました。
初入閣 関芳弘文科大臣
「その節は本当にご迷惑をおかけいたしまして、心からおわびを申し上げたいと思います」
「(Q.率直にお聞きして、うれしいですか?)最高にうれしいです」
再入閣した3人のうち細野豪志復興大臣は、民主党政権時代に原発担当大臣や環境大臣を歴任。自民党に入党後初めての入閣です。
澤井与党キャップ
「今回の改造は呼び込みが行われるまで、誰が入閣するのかなどほとんど漏れてきませんでした。『もし事前に報じられたら入閣はなくなる』などの厳しい箝口令(かんこうれい)が敷かれていたそうで、警護するSPなども配置につくのにバタバタした様子でした。人選については、まさに『総裁選シフト』と分析されます。経験を重んじて留任と再入閣が相次ぐ一方で、政権の後ろ盾である麻生副総裁と距離がある武田グループから細野さん、さらに旧岸田派からも過去に失言で辞任した葉梨さんを登用するなど、非主流派も取り込みました。複数の自民党議員からは、官邸幹部が“革命的な人事だ”と話していたことを踏まえて、『どこが“革命的”なのか、ごく普通の人事だ』などの声が聞かれます」
国民民主党 玉木代表
「全体的に手堅い印象ですね。しっかり仕事ができる内閣として、日本のために頑張っていただきたい」
立憲民主党 水岡代表
「高市総理には裏金問題を含む、政治と金に対する認識を問うていく必要があると考えます」
(2026年9月17日放送分より)
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