
千葉県は先月の豪雨でも大きな被害が出ていますが、台風25号の接近にも警戒を強めています。
【画像】電気設備が水没 電気・ガス・水道が止まったマンション 千葉市
現在も床下は乾かず
8月の千葉豪雨、9月上旬の大雨と、たびたび被害に見舞われた千葉県。
台風が接近していた20日、八千代市では先月の豪雨で高津川が氾濫。住宅街が大きな被害を受けました。
左官業を営む住民
「(Q.台風が近づいているのを知っていた?)資材を積んで大雨降ったら行こうかなと思って。この車ごと避難場所に」
トラックの荷台には、セメントやモルタルなど資材が多く積まれていました。
「前はセメントがこれくらいまで積んであったのに(水が)いっぱいまで来ちゃった」
「(Q.被害額は10万円くらい?)いやいや、そんなもんじゃない」
前回の豪雨で、多くの資材を失ってしまったという男性。今回はトラックを借りて、荷台に資材などを積んで高台に移動させるといいます。
住宅街には台風を警戒して、土のうがあります。ほかにがれきの山も見られます。
住民
「(復興が)まだの方、たぶんいっぱいいらっしゃると思います。すぐそこのマンションのちょっと横にスーパーがあるんですけど、そこも営業再開してないですし」
先月の豪雨で、床上10センチほどまで浸水した住宅。復旧と台風対策の両方に追われていました。
「床下を換気しないといけないんで、サーキュレーター借りて床下をずっと延々と(乾かしている)」
「(Q.この作業は何日間やっている?)(先月の)16日からずっとやってますね」
こちらは浸水直後の写真。約1カ月経った現在も、床下は乾いていないといいます。
さらに他の部屋では、床上浸水しても大丈夫なように、物はできるだけ高い所に上げているといいます。
そして、この部屋でもエアコンが除湿モードで稼働し続けていました。
「(Q.湿気っぽいからこの状態に?)延々と。電気代も結構上がっちゃってますけど」
休業から再開も
こちらは千葉豪雨で地下の電気設備が水没し、電気・ガス・水道が止まったマンション。
10階に住む人はトイレのたびに階段を使って外出する事態となり、19日まで避難生活を送っていた人もいました。
今回の台風について、住民はこのように話します。
「水は何かの時に必ず必要なので補助で置いてある。ランタンとか電気関係のものも置いてある」
「(Q.またライフラインが止まったら?)多分引っ越しを考えると思います」
大型連休中の台風は、観光施設にも大きな影響を及ぼしていました。
千葉県山武市にある、こちらのクワガタ販売店。度重なる今年の大雨被害に頭を悩ませていました。
九十九里クワガタファーム
藤井琢也社長
「この間の一週間はでかかったですね。日曜から日曜まで休んだんじゃないですかね。雨の影響で」
販売しているクワガタへの影響は、なかったといいますが…。
「駐車場として借りているんですよ。だいたい6台ぐらい。このくらいになっちゃうと、もうお店閉める状態」
店舗の駐車場は、ひざ下まで冠水。実は今年、大雨のたびにこの状態となったため、来店客の車に被害が及ぶことを懸念し、休業を続けてきました。
復旧作業を終え、13日にようやく営業を再開したばかりでした。
「厳しいですよね。こういう雨がずっと続くと。どうしようかなと思っちゃいます。大打撃ですね…売り上げがだいぶ減っちゃうので」
しかし、具体的な対策は思いつかないといいます。
「初めてですね。今までで。もう二十何年住んでいますけど、ここに。こんな(水が)たまったのは初めてじゃないですかね。異常ですね。ほんとね」
連休最終日への望み
道の駅 みのりの郷 東金
内山大史駅長
「正面入り口(土のうを)積んじゃって下さい」
東金市の道の駅で駅長を務める内山さん。20日は営業を中止し、台風対策に専念していました。
「前回の千葉豪雨の時も(雨が)すごかったので、ビックリしました。あれ(千葉豪雨)くらいになると困っちゃう。外で『ポーン』と音がして見たら、(雨水で)フタが上がって、中の泥などが少し出ていて」
前回は、雨水を側溝へ流すための設備のフタが飛んでしまったため、今回は重しを乗せたり、土のうを前回より50個多くしたりするなど対策を施していました。
というのも、この道の駅では大型連休中、毎日イベントを開催する予定でしたが、大雨の影響などで中止に。
「19日の(大型連休)初日から21・22日までのイベントは、すべて中止という判断にいたしました」
残されたのは、連休最終日の「秋祭り」のみです。
広場のテントが飛ばされないよう、ひもでトラックにくくりつけ、やぐらの周囲はブルーシートで覆いました。
2019年に屋根が剥がれるなどの被害が出た教訓から、万全の風対策を取ったといいます。
「今回、これから台風なので風も強い。何も被害がなく、無事に通り過ぎてくれることを、今は願っております」
最大瞬間風速45m予想も
2019年に千葉を襲った台風。今回の台風25号も同じような災害級の暴風となる恐れがあります。
2019年に上陸した台風15号。最大瞬間風速57.5メートルを記録し、千葉県に甚大な被害をもたらしました。
今回の台風25号は、千葉県や他の関東地域で瞬間的に45メートル、伊豆諸島では50メートルの猛烈な風が吹く予想です。
(2026年9月21日放送分より)
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