
台風が襲った関東では土砂崩れが相次ぎ、4人が死亡、6人の行方が分からなくなっています。一方、千葉県佐倉市では川が氾濫し、市街地で大規模な冠水が発生しています。
3度目の豪雨 がけ崩れも
懸命の救助が続く千葉。浸水しなかった地域との差は、どこにあったのでしょうか。
台風25号の大雨から一夜明けた関東。神奈川では60代の女性が土砂崩れに巻き込まれるなど、4人が死亡、6人の行方が分かっていません。
白い屋根だけが見える車。救助隊が車内を伺います。
救助を要するのは、高齢者だけではありません。小さな子どもを抱えた家族でしょうか。ボートで救助されます。
レベル5緊急安全確保を発令した千葉県。停電や列車の運休が続いています。
8月の千葉豪雨と9月の大雨。3度目の雨が街を飲み込みます。
ズボンをめくり上げて道路を歩く2人の様子から、水位がひざの高さまであることが分かります。さらに、走ってきた自転車の前輪も半分ほどの高さまで水につかっています。
佐倉市は朝になっても、水は腰ほどまでに…。車のタイヤもすっかり見えなくなるほどです。
がけ崩れも…。
「(Q.見えてなかったですけれど)崩れちゃっている。下の家の人たち大変じゃないか」
「(Q.いつごろ崩れた)朝来たら崩れていた」
浸水を免れた地域も
千葉豪雨よりも多くの雨が降り、大規模冠水した佐倉市。ただ、浸水を免れた地域もあります。
浸水した地域としなかった地域。そのヒントは「ハザードマップ」にありました。
こちらは今回の台風で浸水した地域。一方、そこからわずか150メートルほどにある地域は、川沿いにあるものの、浸水しませんでした。
ハザードマップに重ね合わせると、確かに浸水想定区域と、そうでない区域の境目となっています。
浸水せず 中古車店オーナー
「この辺は(浸水は)していない。ちょっと高くなっている。北口は今回ひどかった。川の氾濫で北口がだめになった」
浸水しなかった地域はやはり、少し高台に位置しています。
ハザードマップで浸水想定区域に指定され、実際に浸水した駅の北口に住む人は、後悔をにじませます。
浸水被害に遭った人
「今回被害があって(ハザードマップを)改めて見た。絶対大丈夫ということはないんだなと、もっと真剣に考えていたらよかった」
都市雨水管理に詳しい
中央大学研究開発機構 古米弘明教授
「現在、氾濫・冠水しているのは、ハザードマップに現れている場所とかなり共通点がある。今後、気候変動などで豪雨が発生する頻度が高くなる。自分の住んでいる場所や勤務先、通勤先、駅など危険な所がないかを理解しておくのが重要。親戚がどこに住んでいるのか注意して、ハザードマップを活用するといい」
(2026年9月22日放送分より)
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