
米中首脳会談を前に高市早苗総理は、アメリカのトランプ大統領と会談を行いました。「中国を巡る諸課題についてタイムリーに意見交換を行った」と強調しました。
高市総理「国際裁判所を一貫して支持」
国連総会に出席するためニューヨークを訪れた高市総理。
就任後初めてとなる一般討論演説を行い、トランプ政権が敵視するICC=国際刑事裁判所について一貫して支持していると訴えました。
高市総理
「戦後の日本は平和国家としていかなる紛争の解決においても法の支配を重視してきました。それは日本がICJ、ICC、様々な国際裁判所を一貫して支持し、判事を輩出していることにも表れています」
ただ、トランプ政権がICCの赤根智子所長を制裁対象に加えたことへの言及はありませんでした。
高市総理
「今、アジアも含めて非常に安全保障環境が厳しい中で、きょう、ドナルドと私が国連本部で、こうやって首脳会談をすることは、世界に向けて日米同盟の強さを示すことになると考えています」
中国意識 日米同盟を強調
発言の背景には、米中首脳会談で貿易交渉を進める際、トランプ政権が、中国への輸出拡大などと引き換えに台湾に関する中国側の主張に対して、譲歩するのではないかという日本側の懸念があります。
日本としてはそうした事態になる前に、台湾を巡る日本の考えをトランプ大統領に直接伝えておきたいという狙いがあるとみられます。
会談を終えた高市総理は、このように話しました。
「来たる米中首脳会談も念頭に、中国を巡る諸課題についてタイムリーに意見交換を行いました。日本としては、米中関係が日本を含む国際社会の安定に資するものとなることが重要だと考えておりますので、ここは日米で緊密に連携してまいります」
一連の日程を終えた高市総理は、まもなく帰国する予定です。
(2026年9月24日放送分より)
この記事の画像一覧外部リンク
