
新しくできた台風26号は来週にも列島に近づき再び関東に影響を与える恐れが出てきました。そんななか、決壊した印旛沼付近は大雨から3日経ちますが、まだ水が引かない状態が続いています。
太陽光発電施設で出火
一向に冠水が収まらない千葉・印旛沼周辺。ソーラーパネルから赤い炎と黒煙が見えます。
堤防が決壊した千葉県成田市の印旛沼沿いにある太陽光発電施設で火事がありました。冠水によるショートが原因とみられています。
水引くまで数日かかる見込み
22日、大雨で堤防が決壊した印旛沼。23日と24日の映像を比較すると、水は少しずつ引いていますが、大雨から3日が経った24日も多くの地域で冠水は続きます。
現在、水位は1日70センチほど低くなっていて、水が引くまであと数日かかる見込みです。
自宅周辺の様子をカヌーで見に行く人も…。
“あばれ沼”の異名を持つ印旛沼
江戸十代将軍の老中・田沼意次も治水することができなかった“あばれ沼”の異名を持つ印旛沼。
西沼と北沼に分かれ水路で結ばれています。
近年は、農業用水や生活用水として、さらに北沼は「利根川」とつながり、長年治水の役割を担ってきました。
11人死亡 3人行方不明
神奈川県横須賀市で行方不明になっていた70代の女性とみられる人が心肺停止の状態で見つかりました。
台風25号による死者はこれで11人に。行方不明者は3人と、懸命の救助が続いています。
内房線“復旧まで3カ月超”
まだ復旧が見通せない所もあります。
線路内に土砂が流入するなどした内房線。ドローンで見ると、土砂が線路をふさいでいる様子が見えます。
千葉と鴨川を結ぶ内房線。JR東日本はその間の木更津~安房鴨川は26日まで運休。さらに姉ヶ崎駅~木更津駅間は復旧に少なくとも3カ月以上を要すると発表しました。
現状、下りの終点と上りの始発は姉ヶ崎になります。早朝の駅前、車やバスから降りてくる人の姿が多く見えます。
JR東日本は、28日以降にバスによる代行輸送を検討しているとしています。
電車の利用客
「普段は君津駅から来ているが、内房線の一部区間が使えないので、ここまで来れば電車に乗れると思って送ってもらった。代替バスが来週から始まると聞いているので期待しているが、苦労して通勤している」
木更津駅は閑散
走っている路線でも、通常の2割しか列車が走っておらず混雑はいつも以上です。
通勤する人
「1つ隣の駅なので(普段は)乗れば行けたが行けない。タクシー乗って会社に行く。(タクシー代は)会社に請求する感じ」
本来なら木更津を利用する人は、姉ヶ崎駅に向かうため木更津駅は閑散としています。
木更津駅前にあるコーヒーハウス ラビン
金原康秀店長
「客足が半分くらいになって売り上げも半分くらいになった。内房線が止まっているので迂回(うかい)するために早く出て通勤・通学するので減っているんじゃないか」
復旧まで3カ月となれば、年末までかかる恐れもあります。駅前にある喫茶店は頭を悩ましています。
「今のところは様子を見て営業している。時短をするかもしれない」
来週は台風26号 関東影響か
復旧半ばの列島、新たな台風が発生しています。
新たに発生した台風26号が沖縄方面に進む見込みで、週末以降は暴風域を伴って沖縄に近づく恐れがあります。
関東など離れた地域も台風が刺激する秋雨前線の影響で週末は広く雨が降る見込みです。
(2026年9月24日放送分より)
この記事の画像一覧
