
韓国で大食い系YouTuberの活動を規制する動きが広がっています。背景には、何があるのでしょうか。
韓国で「モッパン」収益化停止など相次ぐ
収益化が停止されたYouTuber
「最近、YouTube側が過食や摂食障害(摂食症)に関するガイドラインを厳格化し、関連動画を投稿しているチャンネルに対して厳しい規制を課しているようです」
収益化が停止されたことを公表したのは、韓国のモッパンやダイエット動画を投稿するYouTuberです。
モッパンとは、韓国語の「食べる」と「放送」を合わせた造語です。オックスフォード英語辞典にも「大量の食べ物を食べながら視聴者に語りかける動画」として登録され、いまや世界的な人気コンテンツとして定着しています。
では、なぜ人気のモッパンの収益化停止や動画の削除が相次いでいるのでしょうか。
背景にあるのは、冒頭のYouTuberも指摘していたYouTube側の審査や規制の強化です。
2023年に更新されたYouTubeの公式ブログには、食後の嘔吐(おうと)や極端なカロリー制限など、視聴者がまねをする可能性がある摂食障害(摂食症)の行動を扱ったコンテンツを禁止すると書かれています。
大食い動画を巡っては、過去に日本のモデルが過食と嘔吐を繰り返し、摂食障害(摂食症)になったケースもあります。
さらに、中国メディアによりますと、先月には中国のモッパン・インフルエンサーが死亡。死因は分かっていませんが、直前に低カリウム血症で入院し「体が悲鳴を上げている」と明かしていたといいます。
日本のYouTuberは?
韓国の動きを受け、SNSでは「日本の大食い動画も規制されるのではないか」という声が上がっています。
顔よりも大きな骨付き肉にかぶりつく男性。大食い系YouTuberとして10年以上活動するどらこさん(33)に、話を聞きました。
「ついにきたかと思いました。今後の身の振り方は、ある程度考えないといけないかなと」
ただ、状況を色々と調べた結果、それほど心配していないといいます。
「今(動画を)消されている方、収益停止になっている方の中で、純粋に大食いだけをやっている方々が消されている例がほとんどない」
韓国メディアの中央日報によると、現在、制限を受けているのは主にダイエットの過程や、極端な減量を扱ったチャンネルだといいます。
それでも、どらこさんは報道を受け、チャンネルの説明欄に「当チャンネルは、大食いや無茶な過食を推奨しません」という注意書きを加えました。
「もともとこういう意図・意思自体はあった。配信でも、たびたび話はしてはいたが、チャンネルの概要欄に記載しておいたほうが、よりいろんな方に認知してもらいやすいのかなと。活動自体は、今後ももちろん続けてはいくつもり」
(2026年9月28日放送分より)
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