国民民主党の榛葉賀津也幹事長は2日、記者団の取材に応じ、簗和生農林水産大臣が自身や自民党を支持しなかった地元自治体の道路予算を「大幅に減らした」などと発言したとされる一部週刊誌の報道について言及した。榛葉氏は簗氏の名前と「嫌な」を掛け合わせた皮肉を交えて見解を語り、取材陣の笑いを誘った。
報道について問われた榛葉氏は、「報道でしか知らないけれども、事実だとすると大問題だ。まだ(国会で)所信表明演説を行っていないが、まずご自身がしっかりとご説明することではないか」と不信感をあらわにした。
その上で、一般論として「いち政治家が自治体の予算をカットするぞと、『自民党の言うことを、もしくは自分を支持しないと道路予算を切るぞ』なんて、これはちょっとよろしくない」と断罪。続けて、「これが本当だったら、違う意味で『やな(簗)大臣』だね、これ本当に」とダジャレを交えて皮肉ると、現場の記者から笑いも起こった。
榛葉氏は「報道で鬼の首を取ったように批判するつもりはない」と前置きしつつも、「こういうことがあるとやりたい議論ができなくなってしまう。ただ、スルーするつもりはない。行政監視機能は極めて大事だ」と強調。「ご自身がしっかり説明すべきだ。それで議員や国民が納得するかどうかだ」と語り、毅然とした説明責任の履行を求めた。
この問題を巡っては、9月30日に木原官房長官が関係省庁で事実関係を調査していると明らかにしている。簗氏は派閥の裏金問題で1746万円の政治資金収支報告書への不記載があり、党から役職停止6カ月の処分を受けた過去がある。今回の道路予算を巡る報道を受け、国会審議や大臣としての進退にさらに影響が及ぶ可能性がある。
(ABEMA NEWS)
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