簗農水大臣「音声聞いていない」「記事は大まかに読んだ」に記者「信じられない」…“予算大幅カット”発言めぐり本日2度目の会見

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【映像】記者「信じられない」→簗大臣の“表情”(実際の様子)
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 簗和生農林水産大臣は2日午後5時半から、本日二度目となる記者会見を開き、一部週刊誌で報じられた「自身を支持しなかった地元自治体の道路予算を『大幅に減らした』と発言した」とされる疑惑について釈明した。会見で記者が証拠とされる発言の音声データについて厳しく迫ったが、簗氏は「音声は聞いていない」「記事は大まかに読んだ」などと回答。これに対し、記者から「音を聞いていないこと自体、ちょっと信じられない」と強い言葉で不信感を突きつけられるなど、紛糾する事態となった。

【映像】記者「信じられない」→簗大臣の“表情”(実際の様子)

 冒頭、簗氏は「農林水産行政の推進において支障をきたすことがあってはならないという思いで、いち議員として会見の場を設けさせていただいた」と説明。報道された予算額について、「実態として、国土交通省に問い合わせを行い、箇所付けの結果報告を受け、その内容を地元・自民党支部の会合(5月24日)で報告したことが事実だ」と述べた。

 その上で、「報道にある私の表現ぶりが一部誤解を招くものであり、本意ではない。誤解を招くような部分については真摯に受け止め、今後こういったことがないようにしっかり職務に臨みたい」と弁明した。

 しかし、記者との質疑応答に入ると、会見はさらに紛糾した。

 記者から「週刊誌でアップされている音声は事実だと受け止めてよいか」と問われると、簗氏は「音声について入手もしておらず、確認したわけではない」と回答。さらに「国土交通省に予算をカットするよう依頼したのか」との質問には、「問い合わせをしたということであり、意図的な考えを伝えたことはない」と圧力を否定した。

 これに対し、別の記者から厳しい指摘が飛んだ。「音声を聞いていないとはどういうことなのか。会場の記者はほとんどSNS上でアップされている音声を聞いている。これだけの疑惑がありながら聞いていないとはどういうことか」と迫られ、「記事は読まれたのか」と追及されると、簗氏は「大まかに読んでおります」と答えるにとどまった。

 記者は追及を強め、「党副幹事長という立場を使いながら、道路予算に関して嫌がらせをしたのではないかと取られかねない状況だ。まず音声を聞き、なぜそういう発言をしてしまったのか、どこが問題で何を改めるつもりなのかをしっかり向き合うべきではないか」と厳しく指摘した。

 しかし簗氏は、これに対しても「事実として問い合わせをした結果を自民党支部に報告したということであり、音声は聞いていない。記事は大まかに読んでおり、その中で誤解を招くような言いぶりがあったとすれば真摯に受け止めたい」と、あくまで“音声は聞いていない”という主張を繰り返した。

 この対応に記者はさらに反発し、「音を聞いていないということ自体、ちょっと信じられませんが」と強い言葉で不信感をあらわにした。「党幹部の地位を利用して予算配分に関わったと見られかねない発言をしてしまったことに対して申し訳ない、ということなのか」と畳み掛ける記者に対し、簗氏は「誤解を生んだことについては真摯に受け止め、二度とこういうことがないように徹底していきたい」と述べるにとどまった。

 一連の疑惑を受け、進退について問われた簗氏は、「総理から農林水産行政をしっかり前に進めようということで任命をいただいており、職責を果たしてまいりたい」と述べ、大臣続投への意欲を示した。

 簗氏は派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題で1746万円の不記載が発覚し、党から役職停止6カ月の処分を受けた過去もある。9月30日には木原官房長官が、本件について関係省庁で事実関係を調査していると明らかにしており、今後の展開が注目される。

(ABEMA NEWS)
 

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