
初心者でも登山を楽しめることで人気の高尾山をより快適に楽しもうと、最新のロボット技術を使ったツアーが開催されました。
“リズム”生み出しアシスト
これから迎えようとしている秋の行楽シーズン。登山を楽しむ人も増える季節です。
東京・八王子にある高尾山。標高599メートルで都心からのアクセスも良く、日帰りでも登山を楽しむことができる山として人気です。
あいにくの雨となった先週、それでも登山を楽しむツアー客の姿がありました。
長い階段を登っているのは、82歳の男性と71歳の妻です。
「ひざを心配していたんですけど、全然平気」
「楽です。こんなに足が上がると思わなかった」
軽々と登っていきますが、腰と足に何やら白い装置が付けられています。力を貸していたのは、歩行アシストロボット「Walk-Mate」です。
どのようなロボットなのでしょうか。
実際に番組スタッフも体験してみました。普通に歩こうとするだけで、自分の気持ちより先に足が前に出てくる感じがします。
東京科学大学 三宅美博名誉教授(67)
「これまでのロボットは人の動きに追従する、動きに合わせて力を入れるというもの。僕らのロボットはそれに加えて、リズムをアシストする」
歩行者の歩くリズムを腰にあるセンサーが検知し、後ろにある装置が歩行に合わせたリズムを生み出します。そのリズムに合わせて、足の持ち上げや踏ん張る力をアシストする仕組みです。
医療機関に入る前の人に
今回のツアーの参加者は、ほとんどが初心者。足元が悪いなか、およそ4.2キロの道のりを歩き切りました。参加者の表情は、晴れ晴れしていました。
「楽でした、全然疲れないし。初めてだから、きょうの夜どうなるか分からないけど」
「(将来)何か行事ある時、外に出てやりたい」
三宅名誉教授
「医療機関に入る前の人に、このような技術を入れることで、日常生活のなかでリハビリ、社会参加することもできる」
「来年度からリース、レンタルのような活動をしたい」
(2026年10月5日放送分より)
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