
遠くブラジルの選挙の結果が、食卓に影響を与えるかもしれません。一体どういうことなのでしょうか。
現職と前大統領の長男一騎打ち
続々とそれぞれの1票を投じるために集まっていました。
4日、ブラジルで大統領選の第1回投票が行われました。候補者は12人いますが、実質、この2人の一騎打ちです。
一人は、左派で現職のルラ大統領(80)。
そしてもう一人は、右派のフラビオ・ボルソナロ上院議員(45)。
南米のトランプと呼ばれたジャイル・ボルソナロ前大統領の長男です。
クーデター未遂などの罪で拘禁27年3カ月の判決を受け、自宅軟禁中の父に代わり、立候補しました。
実は、この地球の裏側で行われている選挙。日本の私たちの食卓とも無縁ではありません。
新鮮市場 東本郷店
飯田智成店長
「ここが豚肉ですね。メキシコ、カナダもあるが、ブラジルは結構多い」
豚肉もそうですが…。
飯田店長
「鶏肉と言ったら、もうブラジル。客もブラジル=肉って安心して手に取ってくれる」
「当店、味付け肉も伸びていて、ほとんどブラジル産。『安くておいしい』って」
そのほかコーヒーはもちろん、ブラジル産のコンビーフも。
ただ、輸入品は相手の国あってのこと。
飯田店長
「関税で安く入れば、それに越したことはない。値上がりしていく商品ばかりなので」
日本への影響は
現職のルラ大統領が勝った場合、対立候補のボルソナロ氏が勝った場合、どんな影響が考えられるのでしょうか。
日本貿易振興機構
調査部米州課 主幹
中畑貴雄氏
「中長期的な観点から言いますと、ルラ氏の場合は環境政策重視をしておりますし、逆にボルソナロ氏が勝った場合は、かなりビジネスライクな大統領になると思われますので、森林伐採もやむを得ずというような形で。将来的には売れるものをどんどん作っていくということで、安くなる可能性がルラ氏に比べれば高いかなと思うんですが、当然ながら時間はかかる」
さて、4日の投票の結果は。
ルラ大統領
「結果はしばしば予想外だ。望んだものがすべて手に入るわけではない」
フラビオ・ボルソナロ氏
「ブラジルは変化を望んでいる。それが私が受け取ったメッセージだ」
ルラ大統領、フラビオ・ボルソナロ氏、どちらも過半数に達しなかったため、大統領選は25日の決選投票に持ち越されました。
(2026年10月5日放送分より)
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