収穫前の田んぼに海水 干拓地の水門工事ミスで稲枯れる 熊本県「深くおわび」

収穫前の田んぼに海水 干拓地の水門工事ミスで稲枯れる 熊本県「深くおわび」
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 熊本県の干拓地に海水が流れ込み、収穫前の稲が枯れる事態になっています。原因は、熊本県が管理する海につながる水門で行われていた工事でした。

【画像】海水の影響が出た東京ドーム約3分の1の広さの田んぼ 被害額は約150万円

稲は茶色く枯れ果てて…

大豊作のはずが…
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 「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」…天候に恵まれ、大豊作のはずでした。

「なんでこうなった。がっかりしちゃったのは事実。収穫できるものが収穫できないので」

 こう悔しさをにじませるのは、熊本県八代市でコメ作りを行う高木貴良さんです。

“予期せぬ事態”が…
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 今年8月、“予期せぬ事態”が起きました。

「地域に住んでいる知人が教えてくれて、海の匂いがし始めていた。ちょっとなめてみたら、やっぱりしょっぱいので」

約1カ月前は青々としていた稲
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 およそ1カ月前には、青々としていた稲。「ヒノヒカリ」や「ヒヨクモチ」は順調に育ち、あと1~2週間で収穫という時期でした。

 例年10月には一面が黄金色になっていましたが、実をつける前に、稲は茶色く枯れ果ててしまいました。

「種から種まきして、苗を作って定植して、ちょうど穂が出てくるというタイミングで被害があったので。(本来は)6~7トンくらいは収穫できたんじゃないかな。収穫はできない状態なので、ゼロですね」

原因は…海水の逆流

 原因は、海水の逆流です。高木さんの田んぼは、海に面した干拓地にあります。

干拓地に流れ込む
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 熊本県が管理する水門で工事が行われていた際、何らかの理由で水門が開き、海水が一気に逆流。干拓地に流れ込みました。

 熊本県が発注した工事業者は、排水ポンプを使って半月の間におよそ14万6000トンの海水を干拓地から吸い上げ、海に排出しましたが、稲は枯れてしまいました。

海水の影響が出た田んぼ
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 海水の影響が出たのは、東京ドームおよそ3分の1の広さの田んぼ。被害額はおよそ150万円に上るということです。

土壌に残された“塩分”

 深刻なのは、土壌に残された“塩分”です。

土壌に残された“塩分”深刻
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 熊本県の河川課担当者はこうコメントしています。

「大切に育てられている農作物を塩害の危険にさらし、不安を与えたことを深くおわび申し上げます。被害を受けた農家の方々に寄り添い、責任を持って指導・監督を行ってまいります」

(「グッド!モーニング」2026年10月8日放送分より)

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