営業成績が「最重要の価値基準」 プルデンシャル生命が報告書公表 被害申告61億円

営業成績が「最重要の価値基準」 プルデンシャル生命が報告書公表 被害申告61億円
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 プルデンシャル生命保険は8日、第三者委員会の調査報告書を公表しました。顧客からの被害申告は合わせて61億円に上っています。

【画像】プルデンシャル生命社内で推奨されていた「無限連鎖法」とは

「年収1億円を目指す」決意表明も

プルデンシャル生命 得丸博充社長
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プルデンシャル生命 得丸博充社長
「大変申し訳ございませんでした」
「今回の問題は一部の営業社員等による個別の不適切な行為ではなく、会社としての構造的な問題であるとの評価です」

 1月時点では「顧客503人・被害額31億円」と公表していましたが、今月8日のプルデンシャル生命の会見では、794人から61億円の被害申告を受けていると明かされました。

 社内に蔓延(まんえん)していたのは、営業成績を「最重要の価値基準」とする企業風土です。

営業成績を「最重要の価値基準」
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関係者
「ガンガン売っていく、売れる人を採用する。アッパー層の人脈がもうある人を採用して売らせるというのを、会社としても讃えていた時期があった」(第三者委員会の報告書から)

新人研修で…
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 新人研修では「5年以内に5000万円、年収1億円を目指す」といった決意表明が飛び交うほどでした。

得丸社長
「これまでは新規業務契約に強く連動した報酬制度が、短期的な成長を優先する動機付けを強めていたと認識しております」

 社内では「無限連鎖法」と呼ばれる営業手法が推奨されていたことも判明しました。

「友人・知人の中の誰かに電話を掛け…」
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無限連鎖法
「まず、あなたの友人・知人の中の誰かに電話を掛け、その人の近所の人の名前を聞き出します。およその年齢・家族構成・家族の年齢・仕事先などを得るようにします。こうすれば、ほとんど時間を無駄にせずに、見込み客を増やしていくことができるのです」(第三者委員会の報告書から)

架空契約の不正も頻発

 営業成績の優秀な社員をハワイに招待し表彰する「社長杯」といった仕組みも用意されていました。

財務局
「『社長杯コンテスト』を背景にした不祥事件が再発している。会社としてどうなのか」(第三者委員会の報告書から)

ハワイに招待し表彰する「社長杯」
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 「社長杯」で賞を得るために、架空の契約などの不正も頻発していました。

 プルデンシャル生命は、2月から新規の保険販売を自粛。ところが、社内ではこのルールを破って営業を続ける社員がいました。

保険販売の自粛も…
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プルデンシャル生命 林邦良副社長
「大半が悪意ではなく、ルール誤認によるものだと判断をしております。その事象が起こったのが自粛開始直後でありました」

 プルデンシャル生命は、関与した営業社員や元社員157人を懲戒解雇などの処分にしたほか、社長ら役員3人が報酬の一部を自主返納すると発表しました。

 金融庁は近く、3カ月程度の一部業務停止命令を出す方向で検討しています。

(「グッド!モーニング」2026年10月9日放送分より)

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