「応援できない」党本部に怒号…“予算カット発言”簗農水大臣 自民党の会合で謝罪

「応援できない」党本部に怒号…“予算カット発言”簗農水大臣 自民党の会合で謝罪
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“予算カット発言”で連日追及を受けている簗農水大臣ですが、9日は、身内が顔をそろえる自民党の農業政策に関する会合に出席し、笑顔をのぞかせました。ところが、この後、党本部に怒号が飛ぶことになりました。

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党本部に怒号「応援できない」

会合は、JAの幹部や農水大臣経験者の面々が出席し、コメの補助金などについて話し合う場でした。そこに出席した、簗大臣。謝罪して禊は済んだ。本人の認識はそういうことなのか、声をかけられると表情が緩みます。

簗和生農水大臣
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簗和生農水大臣
「農林水産大臣を拝命いたしました簗和生でございます。日ごろから江藤委員長、森山本部長、宮下会長、新しく就任された宮路部会長、上月先生、野村先生をはじめ、農林部会の先生方にご指導を賜り、心から御礼を申し上げます。必要な予算については確実に勝ち取る。その思いで取り組んでまいりますので、先生方から一層の後押し、ご支援を頂ければと考えております」

あいさつを終え、席に着こうとした時でした。

鈴木宗男参院議員
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自民党 鈴木宗男参院議員
「大臣、これ親切で言うんだけどね。あなたは今、耳目を集めてるわけだ。まず冒頭にお騒がせしてますだとか、しっかり説明責任を果たしてやってまいりますっていう、あいさつがあってしかるべきでないかな。決意表明の前に、人としての矜持(きょうじ)が問われているんだよ。上月さんね、あんたも司会やってるなら、そこらへんは注意するぐらいでないと。皆そうじゃないか。マスコミの人も来てるんだし」

先ほどまでの笑顔はどこに。

自民党 鈴木宗男参院議員
「あなたが5日の所信表明終わった後のぶら下がり(取材)でね、あれを最初にやっておけば何でもない。ちょっとしたボタンの掛け違いなんだよ。真摯にね、言えば理解はしてくれる人いる。今、大事なのはそこなんだよ」

簗和生農水大臣
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簗和生農水大臣
「大変失礼をいたしました。今ですね、大変皆さま方にこうした形でご迷惑ご心配をおかけしております。この農林水産行政の推進に支障がないように、しっかりと対応していく所存であります。心からおわびを申し上げます。申し訳ございません」

党内の集まりでも“追い込まれ謝罪”をさらけ出す形に。怒りをぶちまけていた鈴木議員。何もなかったかのような笑み。

鈴木宗男参院議員
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自民党 鈴木宗男参院議員
(Q.結果的に支える雰囲気)
「国交省と簗さんの話がつじつま合わないなら問題だけど、合っている。今の段階では。『鵜の目 鷹の目』みたいな議論は国会でやるべきではない」

高市総理「人一倍働いてほしい」

その国会では9日も、簗大臣の問題で追及が続きます。

三上絵里参院議員
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立憲民主党 三上絵里参院議員
「総理は一昨日の衆院本会議で『予算配分に政治的な支持・不支持を持ち込まないのは当然だ』と答弁されています。その原則に反して、自らを支持しなかった自治体について、道路予算を大幅に削減したかのような発言をした人物を、なぜ引き続き農水大臣として適任と判断されるのでしょうか」

高市早苗総理大臣
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高市早苗総理大臣
「簗大臣に対し『報じられている発言が事実であれば、不適切であるので撤回し謝罪すべきである。しっかりと説明責任を果たした上で、襟を正して職務に取り組んでほしい』という旨を伝えました。私としましては、簗大臣には説明責任を果たした上で、農林水産行政に関する豊富な知識と政策構築力を生かして、食料安全保障の強化のためにも人一倍働いてほしいと考えた次第でございます」

しかし、連立を組む維新の吉村代表は次のように指摘します。

吉村洋文代表
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日本維新の会 吉村洋文代表
「多くの国民が納得できるとはなっていない。明らかに不適切な発言であり言動でもある。権力者であればなおさら。大臣であればなおさら」

与党が過半数を持たない参議院では、立憲民主党を中心に野党6党が、簗大臣に対する問責決議案の提出も検討しています。

公選法疑い報道「事実確認中」

別の疑惑
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簗大臣には、別の疑惑も浮上しています。週刊文春は、今年とおととしの衆院選で、簗大臣側が手配したシャトルバスを使い、有権者を無料で送迎したと報道。公職選挙法違反にあたるのではないかという有識者の見方も伝えています。

簗和生農水大臣
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簗和生農水大臣
(Q.無料で送迎したのは事実か?)
「今しっかりと、この事象について事実関係をしてございます」
(Q.説明の機会を改めて設ける考えは?)
「事実関係しっかりと整理でき次第、説明させていただきたい」

消費減税法案 国会に提出

簗大臣の問題を抱えながら、政府は、最重要課題と位置付ける消費減税法案を9日に閣議決定し、国会に提出しました。減税と給付合わせて約10兆円とされる肝心の財源をどこに見出すのか。アメリカの政府効率化省に倣って立ち上げた『日本版DOGE』が司令塔となり、去年から補助金などの見直しを進めています。税制優遇措置の見直しをめぐっては、8月末の時点で、見直し対象の121件のうち、廃止は3件にとどまりました。

片山さつき財務大臣
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片山さつき財務大臣
「今回実施していただいた見直しが十分とは全く考えていない。ギアを上げて取り組む必要がある」

そもそも減税にどれほどの効果があるのか。国会では、こんなやり取りも。

舟山康江参院議員
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国民民主党 舟山康江参院議員
「飲食料品の消費税率を1%に下げると、政府試算で年間約4.3兆円の減収。しかし目的は消費者負担の軽減。4.3兆円のうち、どの程度が店頭価格の低下として消費者に届くのか」

高市早苗総理大臣
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高市早苗総理大臣
「消費税の税率引き下げ分は、基本的には価格に反映されるものと認識。店頭価格は、税率引き下げ以外の様々な要因で変動する。確たる見通しを申し上げるのは困難。家計の負担軽減額は、人口で割ることで機械的に計算すると、国民1人あたり(年間)約3.6万円と見込まれる」

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