
14日正午ごろには「全力で職責を全うしたい」と話していた簗和生農林水産大臣は、そのおよそ7時間後、一転して高市早苗総理大臣に辞表を提出しました。なぜ、このタイミングでの辞任になったのでしょうか。
簗大臣が辞任「自ら決断」
簗農水大臣
「(Q.きょうは総理と話したということでよいか?自身の進退の話はしたか?)今、総理に辞表を提出したところです。国会審議にご迷惑をこれ以上おかけするわけにもいきませんし、また農林水産行政にも集中できない状況がこれ以上続くということは避けなければいけないと考え、自ら決断をいたしました」
14日、高市総理との面会後、辞表を提出したことを明らかにした簗大臣。事実上の“更迭”とみられます。
「(Q.総理から何か言葉はあったか?)総理とのお話しについては、控えさせていただきたいと思います。辞意をお伝えさせていただいたということでございます」
「(Q.議員辞職はしないのか?)…」
総理に辞意を伝えたこと以外、多くを語らず、官邸を後にしました。
高市総理「任命責任重い」
およそ40分後、高市総理も記者たちの前に立ちました。
「簗和生農林水産大臣から、大臣の職を辞したいとの申し出がございました。私としても内閣総理大臣として国会審議はもとより、農林水産行政に集中できない状況が続くということは看過できず、簗大臣の申し出を受け入れることといたしました」
「(Q.辞表を提出されて率直に感じたこと、どういったことを思ったのか?)実際、私が任命をしました。任命責任は、もとより内閣総理大臣である私にございます。本当にこうして大臣が辞任する事態に至ったことについて、任命責任を重く受け止めております」
高市政権発足後、初めて閣僚が不祥事で辞任する事態。総理は、辞任はあくまで簗大臣の意向によるものだと強調しました。
「(Q.簗大臣から辞表の提出がなければ、続投させるつもりだったか?)それはきょうの夕方会って、新たに報道されたこともございましたので、説明を聞こうと考えておりました。特にそれによって、どう判断するかということを決めていたわけではございません」
「辞任後も説明責任を」
簗大臣の辞任を受け野党は…。
国民民主党 玉木雄一郎代表
「簗大臣もそして高市総理も、判断が遅すぎるということに尽きる」
民主改革の会 後藤祐一国対委員長
「道路予算の問題も公職選挙法の問題も、結局ルールが守れない大臣。裏金大臣はルールを守れない。通常の大臣辞任に比べて、この高市総理の任命責任はずいぶん重いと思います」
簗大臣の辞任を地元・栃木県大田原市の人はどう受け止めているのでしょうか。
40代
「やはり、ちょっと遅いかなと。これだけ大きく騒がれるようになってから、やっと考えたような感じ」
50代
「地域を活性化させてくれるイメージが強かったので、大変残念に思います」
高市総理は簗大臣に対し、辞任後も説明責任を果たすよう求めました。
高市総理
「まだ私自身も含めて、十分にご理解を得られた内容だとは思っておりません。今後、一国会議員として説明責任を果たしていただきたい」
後任の農水大臣は、15日中に発表する考えです。
(「グッド!モーニング」2026年10月15日放送分より)
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