
フランス全土のデモで、歴史的建造物への放火など混乱が広がっています。これまでにおよそ2400人が拘束・逮捕されました。また、街では黒ずくめの集団による略奪も横行しています。
19世紀建造の市庁舎ほぼ全焼
激しく立ち上る炎と煙。崩れ落ちたのは、フランス中部のリモージュ市庁舎です。
デモの最中に暴徒化した一部の参加者ら。19世紀に建てられた歴史的建造物は放火され、ほぼ全焼したということです。
フランス全土で17日に行われた大規模なデモ。物価高への抗議や教育環境の改善などを訴え、およそ55万人が参加したといいます。
緊迫した状況は翌日も続きました。
17日はデモに乗じて車に火をつけたり、店舗を襲ったりするなど各地で破壊行為が相次ぎました。
黒ずくめ集団 略奪行為も
行動はエスカレートし、略奪行為も…。北部のリールでは、スーパーマーケットが襲われ、店内の商品が次々と外へ投げ出されていました。
パリでも、下ろされたシャッターの隙間から商品とみられるものを次々と持ち去る黒ずくめの集団の姿がありました。
フランス内務省の発表によると、これまでにおよそ2400人が逮捕・拘束され、警官や憲兵ら1000人近くが負傷したということです。
専門家は金融市場を通じて、日本経済にも影響が及ぶ可能性があると指摘します。
野村総研
エグゼクティブ・エコノミスト
木内登英氏
「(フランスの)長期金利がかなり上がる動きが出てきている。世界全体に波及しているというのが現状。日本でその結果として長期金利が上がると、企業の借り入れのコストが上がる。住宅ローンの借り入れのコストが上がるので、その分景気を冷やしてしまうということにもなる」
(「グッド!モーニング」2026年10月19日放送分より)
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