
プーチン大統領が提案したとされる、ロシア・アメリカ・中国の3カ国による会談に、トランプ大統領が前向きな姿勢を示しました。実現すれば初めての会談となりますが、果たして。
【画像】アメリカで台頭する「民主社会主義」 “隠れ支持者”も
「核兵器と非核化 話し合う」
ミサイルの情報が共有されなかったり、燃料費高騰の責任を押し付けられたり。ウクライナとはここのところ“不仲”が続いていますが…。
アメリカ トランプ大統領
(Q.ウクライナをめぐり米中ロの会談に同意したのか)
「ノーだが、やるつもりだ。ウクライナというより…ウクライナに関してはロシアはちゃんとしている。核兵器と非核化を話し合うことになるだろう」

ロシアが提案したとされる、3者会談への前向きな姿勢。議題はウクライナではなく“核軍縮”だとしています。ただ、ウクライナを抜きにした和平交渉を進めようとするロシアや、そもそも核軍縮に乗り気ではない中国と、現実的な交渉ができるのかは不透明です。
和平交渉 ウクライナに譲歩迫るか
ウクライナに対してはさらに…。

アメリカ トランプ大統領
「ゼレンスキー氏は貢献していない。戦争を終わらせたくないのだろう」
(Q.ゼレンスキー氏抜きの米中ロで戦争終結を協議する会談に応じるか)
「私は誰がいてもいなくても、戦争終結のためなら何でもやる。他の人物がウクライナの交渉役を務める頃合いだと思う」
「ゼレンスキー大統領が悪い」という姿勢を貫きました。ロシアは当然、肯定的です。

ロシア大統領府 ペスコフ報道官
「ロシアは米国の交渉担当者の仲介努力を高く評価しています。重要なのはウクライナ側に正統な国家権力の代表がいることです。その代表が責任を持って終戦の決断を下さなければなりません」
ノルウェーではこの後、ゼレンスキー大統領とウィトコフ特使、クシュナー氏の会談が予定されています。外交で成果を出したいトランプ政権は、ロシアが欲しがっている、まだ占領されていないウクライナ東部の地域を諦めるように迫るとも言われています。

こうした外交的な働きを活発化させる理由の多くは、間近に迫る中間選挙のため。世論調査では、トランプ大統領の最新の支持率は31%。今日選挙が行われたらどちらに投票するかという問いでも、民主党が12ポイントも有利な情勢です。
ただ、ロシア寄りすぎる姿勢に、身内の共和党員からも苦言が出ています。
共和党 ベーコン下院議員
「わが党の命運までプーチン氏に投げ出したのでは、レーガンもアイゼンハワーも浮かばれないでしょう」
共和党 ティリス上院議員
「プーチン氏はトランプ氏を意のままに操っている。西側世界の守護者たるアメリカは、このままでは歴史に汚点を残すでしょう」
