自殺する人について厚生労働省が分析した結果、小中高生を含む学生は、去年までの20年間で減少傾向になかったことがわかりました。
去年の自殺者数は1万9188人で、統計を開始した1978年以降、過去最少となり初めて2万人を下回りました。
厚労省は23日、これまでの推移や現状について分析した「自殺対策白書」を公表しました。
それによりますと、2006年の「自殺対策基本法」制定から去年までの20年間、自殺者数は減少傾向となっています。
特に減少幅が大きかったのは、家族がいる男性や失業中の男性などで白書は「経済情勢や雇用情勢の改善を背景に生活苦や負債を動機とする自殺が減っている」としています。
一方、学生は減少傾向になかったことがわかりました。学生の自殺者数は去年、1082人で中でも小中高生は538人と過去最多でした。
厚労省は、「周囲が自殺の兆候を把握しにくい若年層などを地域や相談窓口などにつなぎ、柔軟な支援を継続する仕組みが求められる」としています。
また、「悩みを抱える人はひとりで悩まず『こころの健康相談統一ダイヤル』やSNSの相談窓口などを利用してほしい」と呼びかけています。(ANNニュース)
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