
24日、東京湾大華火祭が11年ぶりに開催されました。混雑を避けるため完全有料チケット制を導入しましたが、悪天候の中開催したことについて賛否の声が上がっています。
雲や煙で花火が見えず
花火を見た人(10代)
「めっちゃきれいですし、こんな間近に見たのが初めてだったので、本当に感動しました」
11年ぶりの開催となった、東京湾大華火祭。物価高騰の影響で、経費は11年前のおよそ4億円から、15億円ほどにまで膨らみました。
今年は全席有料で、チケットは5000円~1万円。全エリア、およそ11万席はほぼ完売となりました。夜空を彩る花火に喜びの声が上がる一方…。
花火を見た人(10代)
「(Q.どうでした?)木とか雲とかで全然見えなかったです」
あいにくの雨の中での開催となり、雲や煙で花火がすっぽり隠れてしまう場面もありました。
有料席で見た人
「開催してくれたことがすごいうれしかったんですけど、煙で半分以上、ほとんどが隠れてしまって、ただもったいないなという。(運営は)むしろ頑張ってくれたんだと思う。煙とかが流れて見えないという角度があったとか、そういう状況であれば煙が流れるのを少し待ってもらえればな」
残念に思う声は、SNSにも。
「構造物に遮られ花火が見えなかった。参考写真に構造物はなく、他会場のマップには障害物の注意書きがあったのに…」
返金は可能?
有料席は座席指定がされているわけではなく、エリアだけが指定されています。
ホームページには、座席からの見え方を示す参考画像が掲載されていました。ところが、実際には座る場所によっては構造物に遮られ、花火が見えにくい席もあったといいます。こうした状況を受け、返金対応を求める声も相次いでいます。
しかし、運営側はホームページで返金対応を行わない場合をあらかじめ明記しています。
「花火の打ち上げ開始後は払い戻しはいたしません」
「各施設内の構造物、樹木、斜面などにより、場所によっては見えづらい場合があります。返金対応などは行いません」
この場合、返金を求めることはできるのでしょうか。損害賠償に詳しい弁護士はこのように指摘します。
アトム市川船橋法律事務所
高橋裕樹弁護士
「ほとんど(返金は)認められないんじゃないかと思います。天候の部分については、主催者側の責任を問うことは難しい。全く同じ場所から全く違う見え方がする。もしくはそこの写真に載っていない別の構造物、障害物があるという話であれば、賠償の対象になるかもしれませんが、たまたま自分が陣取った場所が花火に橋がかかってしまう、木やネットの柱がかかってしまうということであれば、それは主催者側の問題ではない」
今後、運営側にできる対応として、注意喚起を増やすことや、注意事項をより分かりやすく、目立つ形で示すことを指摘しています。
(「グッド!モーニング」2026年10月26日放送分より)
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