都内に急増 不動産広告コーン 歩道を占拠「車道歩いて危険」自治体は撤去に追われる

都内に急増 不動産広告コーン 歩道を占拠「車道歩いて危険」自治体は撤去に追われる
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 東京都内の路上で不動産広告を貼った三角コーンが増えています。回収してもすぐに置かれるいたちごっこに自治体も頭を悩ませています。

【画像】路上に落ちた物件案内や放置されたコーン

急増“不動産コーン”

歩道をふさぐコーン
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 駅前の通りでは歩道をコーンが完全にふさいでしまっています。そのため、道行く人は車道に出て歩かなければいけない状態になっています。

 東京・大田区の駅前に置かれた三角コーン。コーンには、「新築戸建て 駅2分 3LDK+P+屋上」と、住宅の案内が貼り付けられています。

 周辺に小学校や保育園が立ち並ぶ、こちらの住宅街。子どもたちの通学路をふさいでいることに、近隣住民は次のように話します。

20代男性
「気にしますね。それを(コーンを)避けるように行かないといけないので、車とか来るタイミングもあったり、そういうのは危ないなと」

60代女性
「あちこちに不動産みたいなのありますね。車道に出ちゃいけないけど、あると車道に出るしかない。怖いですよね、転んだら困るから」

路上に落ちた物件案内
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 番組が周辺を取材すると、他にも路上に落ちた物件案内や、三角コーン、放置されたコーンなどを確認することができました。

放置されたコーン
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 2メートルほどのフェンスの先に、不動産の広告付きのカラーコーンが投げ捨てられたように置いてあり、近所の人によると、1カ月以上放置されているということです。

 コーンの案内にあった連絡先に、番組スタッフが電話すると…。

番組スタッフ
「こちら撤去された?…切られてしまいました」

 こうしたコーンは、都内各地で見つかっています。

板橋区在住の男性
「ずっと置いてある。3~4カ月ぐらい置いてあるなっていう。誰が設置しているのかって、よく分からない状態で。会社の名前も書いてないですし、責任の所在も分かりにくくして、悪質だなと思う」

各自治体 撤去作業も

各自治体は撤去作業に追われる
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 都内で相次いでいるコーンの放置。各自治体は撤去作業に追われています。

文京区
「文京区では、コーンの回収作業を年間90回ほど実施していますが、回収してもすぐに新しい広告が設置されるなど、一向になくなりません」

目黒区
「去年1年間でおよそ5000件のコーンや貼り紙を撤去したのに対し、今年は現時点で2~3倍の撤去数が見込まれています」

 都内に不動産広告が貼られたコーンが増えている背景には、地価の高騰や、物件数が多いなどの理由があるといいます。

曲がり角にコーンを置き道案内に
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 また、不動産関係者によると、狭い路地が入り組んでいる都内の住宅街では曲がり角にコーンを置けば、道案内として使えるため、利用する業者が多いということです。

住宅ジャーナリスト
山本久美子さん

「大きなメリットとしてはやはりコスト面ですね。周辺の人に見てもらって問い合わせしてもらえば、そういった広告の経費を落とすという効果はかなりあるのかなと思います」

悪用されるケースも

 しかし、広告に書かれた連絡先に電話をかけてしまうと、悪用されるケースもあるため注意が必要です。

情報が業者間で横流しされることも
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不動産関係者
「問い合わせをしてくる人の情報を集めているケースが多い。家を売り買いしたい人の情報が業者間で横流しされることもあって、知らない業者から営業電話が頻繁にかかってくるようになる」

 道路上に許可なく放置する行為は道路法や道路交通法に抵触し、最大で1年以下の拘禁刑、または50万円以下の罰金が科される可能性があります。

警察や自治体への通報呼び掛け
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 都内の自治体は、路上のコーンを見つけた際は、警察や自治体に通報するよう呼び掛けています。

(「グッド!モーニング」2026年10月28日放送分より)

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