
参考にしていたのは“りりちゃん”のマニュアルでした。“頂きよしこ”と呼ばれる女の肉声を入手、1825万円をだまし取られたという男性がインタビューに答えました。
1825万円被害語る…肉声も
高松美子容疑者(36)からの音声メッセージ
「おはよー歯が痛いですー」
マッチングアプリで知り合った女に、「総額1825万円を支払った」と訴える60代の男性。テレビ朝日の取材に答え、詐欺被害の実態を明かします。
被害男性(60代)
「ぶっちゃけ金額300万円、最初。内容が『お母さんの入院に必要』。最後の大きいのは『父親ががんになった』。全然違うところで(お金を)使われて腹立たしい」
都会の夜景を背景に、ポーズを決める女。詐欺の疑いで逮捕された、高松美子容疑者です。捜査員から呼ばれている異名は…「頂きよしこ」。
高松容疑者は、マッチングアプリで知り合った50代の男性から、「歯の治療代でお金が必要」などと嘘をついて、現金およそ270万円をだまし取った疑いで28日に再逮捕されました。
高松容疑者の供述
「2万~3万円を振り込みマニュアル購入した」
捜査関係者によりますと、高松容疑者のスマートフォンには、「頂き女子りりちゃん」と呼ばれ、男性から1億5000万円以上をだまし取ったとされる女が作った「詐欺マニュアル」などが見つかったということです。
複数の男性から総額1億円以上をだまし取ったとみて、警察が捜査を続けています。
“頂きよしこ”手口は?
一体どういう手口を使ったのでしょうか。60代男性との出会いは。
被害男性(60代)
「(アプリで)マッチすると食事ができる。初めて会ったのは去年3月」
出会いからおよそ1週間後、高松容疑者はLINEを通じて、男性に金銭を要求してきます。
実際のやり取り
高松容疑者
「実は困りごとというか悩みがあって、、、相談すべきかも悩みどころなんだけど、生活費とか資格予備校のお金を借りていて、3月の臨時賞与である程度返せればと思っていたけど今年はないらしくて」
被害男性(60代)
「(高松容疑者は)『働いていない時期があって消費者金融で借金している』と。ぶっちゃけ最初、金額300万円」
300万円の要求を一度は断ったといいます。すると…。
実際のやり取り
高松容疑者
「私は話してて楽しかったですけど、所詮3回しか会ってないという感じならいいですよ。既読無視がお答えですか?普通だったら3回デートしたら付き合うかどうか決めてくれる人が大半だけど、全然そんな話もなかったもんね」
被害男性(60代)
「『信じていたのに』とメールが入って、僕も信じたいが、何かおかしいなと思いながら。うまくいって結婚までいったら、そんなの関係ないかと結局1回目(お金を)貸した」
その後、高松容疑者の要求はエスカレート。60代男性の恋愛感情に付け込んで、手練手管の限りを尽くし、金を無心してきます。
高松容疑者からの音声メッセージ
「おはよー歯が痛いですー」
被害男性(60代)
「『歯の矯正がある』と言っていた。『マウスピースを使うから150万円くらいになる』と。次は『母親が入院した』と50万円。今思えば借金も病気も全部嘘だったようなので、罪は償ってもらいたい」
高松容疑者は1度目の逮捕の際に「金はホストクラブに使った」と供述しています。
(2026年10月28日放送分より)
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