
スペイン中部のトレド県ウルダで28日、民間の高速鉄道「イリョ」の列車に国営鉄道の列車が追突しました。2本の列車には合わせて540人以上が乗っていて、69人が死亡し、約200人がけがをするという、スペイン鉄道史上でも最悪規模の重大事故となりました。
これまでの情報をまとめています。

事故直後に急行「地獄のよう…」
スペイン中部で起きた列車同士の衝突事故で、発生直後に現場に駆け付け救助活動にあたった地元の男性がANNの取材に応じ、「そこは地獄のようだった」と語りました。

【ウルダで薬局店を経営 アントニオ・ガルシアさん(78)】
「医師も警察官も町からいなくなりました。私は迷わず何も持たずに車で現場へ急ぎました」
スペイン中部ウルダで薬局店を営むガルシアさんは、事故現場に最初に駆け付けた1人です。
【ガルシアさん】
「そこは地獄のようで、衝突現場に近付くごとに乗客のけがはひどくなっていきました。運転室は鉄がぐちゃぐちゃに折り重なった状態でした。思い出したくもないです」
ある男性は死を覚悟し、妻と子に遺言を残していたといいます。
ガルシアさんは薬局にあった鎮痛剤や包帯を使い、救助活動を支援しました。
【ガルシアさん】
「ご家族が行方不明の方々、全員を見つけたいと願う気持ちはよく分かります。私も1人の人間として同じ思いです」
ウルダの教会では31日、犠牲者を追悼するミサが執り行われ、住民ら1000人以上が参列しました。
現地当局によりますと、この事故で死亡した69人のうち、外国籍とみられる13人を除く56人の身元が特定されました。
日本人2人も列車に乗っていた可能性があるものの連絡が取れておらず、大使館関係者らが情報収集を進めています。(11月1日 10:16配信)
56人の身元特定 残り13人は外国籍か
日本人2人の安否は不明

スペインで69人が死亡した列車事故で、56人の身元が特定されました。
スペイン中部で28日、列車同士が衝突した事故では69人が死亡しましたが、身元の特定に時間がかかっていました。
現地の当局は31日、これまでに69人のうち56人の身元が特定されたと発表しました。
身元が確認されていない残る13人は「外国籍」とみられるということです。
事故にあった列車に乗っていた可能性がある日本人2人については、いまだ安否が確認されていません。(11月1日 07:17配信)
スペイン運輸相 「追突した列車の信号は青」
69人死亡 身元特定は36人

スペインメディアによりますと、プエンテ運輸相は30日、前方に別の列車が止まっていたにもかかわらず、追突した列車の信号は青だったと明らかにました。
さらに、追突した列車には速度制限なしでの走行が許可されていたということです。
死亡した69人全員の司法解剖が終わりましたが、身元を特定できた人は36人にとどまっています。
損傷が激しい遺体も多く、DNAを分析するなどして身元の特定を急いでいます。
事故に関連した行方不明者のうち、日本人2人を含む67人の安否は分かっていません。
実際には乗車していないケースなども考えられ、当局が確認作業を進めています。(31日12:23)
捜査本格化 「ブラックボックス」を回収

スペイン中部で列車同士が衝突して69人が亡くなった事故で、関係者の刑事責任の有無を調べるため捜査が本格化しています。
事故原因は「人為的なミス」だと指摘されていて、捜査当局は列車の「ブラックボックス」を分析するとともに、事故車両と交信した指令員などへの事情聴取を進めていると現地メディアは伝えています。
また、追突した側の列車の乗客名簿に載っていた日本人2人については、実際に乗車していたかどうかも含めて外務省などが安否確認を急いでいます。(31日5:52)
外国人23人が安否不明
スペイン中部で発生した列車同士の衝突事故で、外国人23人が安否不明になっていることが分かりました。列車に乗っていた可能性がある日本人2人とも依然、連絡が取れていません。
スペイン中部で28日に起きた列車同士の衝突事故では、これまでに少なくとも69人が亡くなりました。
現地メディアによりますと、この事故で23カ国の外国人51人が事故に巻き込まれた可能性があり、このうち23人の安否が分かっていないということです。18人は無事が確認されています。
また、国営鉄道の列車の乗客名簿には日本人2人の名前が載っていたことが明らかになっていますが、日本の外務省などによりますと、2人とは依然として連絡が取れていないということです。
(30日 12:30)
死者69人に
スペイン中部で列車同士が衝突した事故で、死者が69人となりました。教会などでは身元確認の作業が進められています。
スペイン中部で28日、民間の高速鉄道「イリョ」の列車に国営鉄道の列車が追突しました。現地メディアは少なくとも69人が亡くなったと報じています。
家族
「兄弟が生きていてほしいです。私たちは待っています。抱きしめたいです」
外務省などによりますと、事故があった列車に日本人2人が乗っていた可能性があり、連絡が取れていません。実際に乗っていたかなど大使館関係者らが情報収集を進めています。(30日 07:00)
スペイン国王が病院を慰問
スペイン中部で発生した列車同士の衝突事故を巡り、国王フェリペ6世は重傷者らが入院している病院を慰問しました。
フェリペ6世が29日に訪れたのは、スペイン中部トレドの総合病院です。この病院では28日にトレド近郊で発生した列車同士の事故で重傷を負った15人を含む約20人が手当てを受けています。
フェリペ6世は医療関係者らと面会し、緊急事態における効果的な対応に感謝を伝えました。その後、記者団に対し「いま最も重要なのは被害者に寄り添い、その家族らに支援と心からの思いやりを届けることだ」と強調しました。(30日 05:00)

日本人2人は“追突側”のチケット購入か
日本人2人の名前があったのは、後ろから追突した高速列車の乗客リストだったことがわかりました。
(29日 18:05)
犠牲者リストに名前なし、取り残しの可能性もないとみられる

木原官房長官は会見で事故現場に大使館員を派遣し情報収集にあたっていると明らかにしました。ただ、2人の安否は今もわかっていません。
外務省関係者によりますと、事故を起こした高速列車は、乗車券の購入時にパスポート番号などのID登録が必要でした。外務省は、こうした情報をもとに日本時間のけさから2人の電話に連絡を試みていますが、今もつながっていないということです。
一方で、判明している犠牲者リストに2人の名前はないほか、列車内に取り残されている可能性もないとみられています。周辺の病院などに搬送されたという情報も得られていません。
現地はいま朝9時を迎えたところで、外務省は新たな情報が出てくるとみて、確認を急ぐ方針です。
(29日 17:15)
木原官房長官「邦人保護に全力で」
木原官房長官
「引き続き関係当局等から情報収集を行うとともに、邦人保護これに全力で取り組んでまいります」
木原官房長官は28日にスペイン当局から乗客リストに日本人2人が含まれていると通報を受けたと説明しました。
2人の安否については現在、確認中だということです。
外務省は、在スペイン大使館に現地対策本部を、東京の外務省に対策室を立ち上げ、対応に当たっています。
(29日 13:00)
乗客名簿に日本人2人の名前
日本政府関係者によりますと、日本時間の29日朝、スペイン政府から「乗客名簿に日本人2人の名前があった」と連絡がありました。
実際に乗車していたかどうかも含め、現地の日本大使館が詳しい状況の確認を急いでいます。
(29日 10:00)
人為的ミスが原因か
スペイン中部で列車同士が衝突し少なくとも68人が死亡した事故で、運輸相は人為的なミスが原因との認識を示しました。
スペイン中部のトレド県ウルダで28日、民間の高速鉄道「イリョ」の列車に国営鉄道の列車が追突しました。
2本の列車には合わせて540人以上が乗っていて、少なくとも68人が死亡し、180人以上がけがをしたと現地メディアが報じています。
スペイン運輸相は会見で、事故の前に運行統制システムに不具合が発生し、2本の列車がともに停止したと明らかにしました。
その後、運行管理の担当者が後続の国営鉄道の列車に進むよう誤った指示を出したことで事故が起きたとして、人為的なミスが原因との認識を示しました。
同じ路線では1月にも列車同士の衝突事故があり、46人が死亡しました。
(29日 01:40)
スペイン首相「衝撃を受けている」
スペイン中部で発生した列車同士の衝突事故で、サンチェス首相は「衝撃を受けている」と述べ、被害者の支援へ関係機関と連携していく考えを示しました。
サンチェス首相は28日、自身のSNSで「トレド県で発生した深刻な列車事故に衝撃を受けている」と投稿しました。

そのうえで、スペイン当局として被害者の支援や安全の確保に向けて関係機関と連携していくとしています。
また、スペインのフェリペ国王もSNSに「この痛ましい事態に対し、深いお悔やみの意を表する」と投稿し、被害者家族らへの支援を表明しました。
(28日 23:00)
少なくとも64人死亡 80人けが

スペイン中部で28日、線路上で停止していた列車に別の列車が追突し、少なくとも64人が死亡、80人がけがをしたと現地メディアは報じています。
現地メディアによりますと、事故があったのはスペインの首都マドリードから南におよそ150キロ離れたトレド県のウルダです。
28日午前9時ごろ、線路上で停止していた民間の高速鉄道の列車に国有の鉄道会社の列車が追突したということです。
この事故で少なくとも64人が死亡し、80人がけがをしたと報じられています。
イギリスのスカイニュースによりますと、事故当時、2本の列車には合わせて500人以上が乗っていたということです。
スペインの日本大使館によりますと、今のところ日本人が巻き込まれたという情報は入っておらず、確認中だとしています。
事故の影響で、マドリードと南部アンダルシア地方を結ぶ路線は現在、運転を見合わせています。
(28日 22:00)
少なくとも50人が死亡
現地メディアによりますと、この事故で、少なくとも50人が死亡し、179人以上がけがをしたと報じられています。
イギリスのスカイニュースによりますと、事故当時、2本の列車にはあわせて500人以上が乗っていたということです。
スペインの日本大使館によりますと、いまのところ日本人が巻き込まれたという情報は入っておらず、確認中だとしています。
(28日 19:45)

列車同士が衝突する事故 少なくとも46人が死亡
スペイン中部で28日朝、列車同士が衝突する事故が発生し、少なくとも46人が死亡、179人以上のけが人が出ている模様です。
現地メディアによりますと、事故があったのは首都マドリードから南におよそ150キロ離れたカスティーリャ・ラ・マンチャ州のウルダです。
28日午前9時頃、国有の鉄道会社「レンフェ」と民間の高速鉄道「イリヨ」の列車が衝突したということです。
この事故で、少なくとも46人が死亡し、179人以上のけが人がいると伝えています。
事故の影響で、マドリードと南部アンダルシア地方を結ぶ路線は、現在運転を見合わせています。
(10月28日 19:30)
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