「東海汽船をご利用いただくすべての皆様へ
このたび当社において、酒気帯び状態での航海当直、アルコール検査における不適切な運用、並びに舷門を閉鎖しない状態での運航など、安全運航に関わる複数の重大な事案が発生したことにより、国土交通省関東運輸局より海上運送法に基づく船舶の使用停止命令を受け、これに伴い、2026年10月9日から10月28日までの間、一部船舶の運航を停止いたしました。
この間の代替運航に伴い、使用船舶の変更や船便の時間変更、発着地の変更、乗り換え等をお願いすることとなったほか、貨物輸送にも影響が生じ、お客様に多大なご不便とご負担をお掛けいたしました。
また、その影響はお客様のご予定やご移動にとどまらず、東京諸島にお住まいの皆様の日常生活や、観光・産業活動の基盤を揺るがすものとなりました。
お客様をはじめ、東京諸島の皆様、関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をお掛けしましたことを、改めまして心より深くお詫び申し上げます。
当社は、このたびの事案を経営の根幹を揺るがす事態として、厳粛かつ重く受け止めております。
皆様からの信頼を著しく損なう結果となったことに対し、経営陣をはじめ全社員が強い危機感を持って、再発防止に向けた取り組みを進めております。
今後は、特別調査委員会による調査結果および提言を踏まえて策定した改善計画に基づき、再発防止策を着実に実行するとともに、安全管理体制、コンプライアンス体制の見直しなど、ガバナンスの抜本的な強化に取り組んでまいります。
また、国土交通省関東運輸局および東京都との連携を一層強化し、改善計画の実効性を高めてまいります。
二度と同様の事態を発生させることのないよう、組織運営のあり方そのものを見直し、安全と法令遵守を最優先とする企業風土の構築に全力を尽くしてまいります。
当社は、東京諸島を結ぶ公共交通機関として、その使命と重い責任を改めて胸に刻み、お客様の安全と安心を最優先とした運航を徹底してまいります。
信頼の回復は一朝一夕に成し遂げられるものではなく、今後の姿勢と行動によって示していくべきものと認識しております。
今後は、お客様をはじめ、東京諸島の皆様、関係者の皆様の声に誠実に向き合い、一日も早く信頼を取り戻せるよう、全社をあげて安全運航とお客様サービスの向上に取り組んでまいりますので、何卒ご理解とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
2026年10月29日
東海汽船株式会社」
(『ABEMA NEWS』より)
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