
乗客リストには日本人2人の名前があったということです。68人が死亡したスペインでの列車衝突事故、管制官が列車に「誤った指示」を出していたことが分かりました。
高速列車の衝突事故
一本の線路の上で衝突した、共に8両編成の赤い列車と白い列車。追突された赤い列車は後方から3両が脱線し、線路の下で横倒しになっています。
一方、ぶつかってきた白い列車の2両目と思われる車両は線路下で激しく破損。先頭だった1両目は映像で確認できません。
乗客
「(白い列車の)2号車も1号車も粉々になっていました。50~60人以上がその場で亡くなり、あちこち血だらけでした」
スペイン中部ウルダで起きた、高速列車の衝突事故。乗客らの死亡は68人にも上り、スペイン政府によると、乗客リストには日本人2人の名前もあったということです。
列車に「誤った指示」
事故が起きたのは、スペインの首都マドリードと南部アンダルシア地方のセビリアを結ぶ路線。スペイン中部トレド県のウルダです。
停車していたイリョの車両に、後方から走行していたレンフェの車両が衝突したのです。
スペイン プエンテ運輸大臣
「システムが復旧していない状態で(後続列車の)運転を再開するという判断を下したのは管制センターです。理解しがたい状況での判断です。列車が停車し、ウルダ駅の入り口の信号が赤を示しているにもかかわらず、(後続列車の)運転再開を決めたのです」
事故の前、運行統制システムに不具合が生じ、停車した2本の列車。その後、運行管理の担当者が後続のレンフェの車両に運転再開を指示し、事故が起きたということです。
プエンテ運輸大臣
「実際にどの速度まで達したか現時点では分かりませんが、時速200キロに達していた可能性があります」
(2026年10月29日放送分より)
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