
10枚入りのごみ袋を1735円に引き上げる案が出された北海道七飯町では困惑が広がっています。各地で値上げが相次ぐ中、現在は無料の東京23区は「ごみ袋有料化」に向けた具体的な動きも。
ごみ袋10枚1735円?
パッケージアサヅマ 七飯店
齋藤敦仁副店長
「ごみ袋の値上げの予定ということで、おそらく買いだめされているのでは」
北海道七飯町が検討しているのは、町が指定するごみ袋の大幅な値上げです。
町の試算では、10枚入りの45リットルのごみ袋は385円から1735円に…実に4.5倍です。
町民
「(Q.値上げどう?)困る。なるべく燃えるごみは出さないようにしている」
なぜ、これほど高くなるのでしょうか。本来、七飯町など周辺の自治体の燃えるごみは、北斗市にある施設で処理されていました。
ところが今年4月、この施設で火災が発生。焼却炉が止まり、ごみを処理できなくなったのです。
そこで、仮置き場に集めたごみを貨物列車やトラックで11の施設に運んでいます。この処理にかかる費用は4億7000万円以上。
さらに、火災が起きた施設の修繕費がおよそ22億円。こうした負担が膨らむ中、町はごみ袋の値上げを検討しているのです。
別の自治体では、すでに今月から900円のごみ袋は1350円に。理由は市の財政の悪化などの問題です。
北見市民
「困りますね、ごみ結構出るので」
東京23区有料化具体案も
東京23区でも値上げの動きが…。具体的な案も出ています。
東京23区で議論が進んでいるのが、家庭ごみの有料化です。
小池百合子都知事
「(東京の)市や町では、すでに家庭ごみの有料化は導入されている。23区はまだだったんですかという声がむしろ多い」
東京都では、多摩地域のほとんどで家庭ごみの有料化を導入しています。
一方、東京23区は今も無料で回収。そうした中、23区のうち18の区で有料化が検討されています。有料の指定ごみ袋の導入や、ごみ袋に有料のシールを貼るなどの案も出ています。
都によると、背景にあるのは今後の人口の増加に伴うごみの増加や、処理施設の整備費用の高騰などだといいます。
有料化することで、区民にごみの減量を促していきたい狙いです。
(2026年10月29日放送分より)
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