ついにabemaTVがやってくれます!なんと9日間ホラー映画連続上映!
ラインナップをザッと見ると、まずは現在大ヒット公開中の『貞子vs伽椰子』のオリジナルとして名高い『リング』が7月16日(土)に放映!いわずもがな映画史に残るキャラクター・貞子を生んだ作品ですよね。鈴木光司さんの書いた原作小説は謎解きミステリー要素が強かったんですけど、映画版では観た人を思いっきりビビらすホラー映画に仕上がっています。
かの有名な、両手の爪がないのに痛がりもせずテレビから這い出してくる貞子は、脚本を担当した高橋洋さんの発案。この描写のおかげで今の貞子人気があるといっても過言ではありません。
7月17日(日)は『リング』と同時上映だった『らせん』が放映。こちらは、なるべく原作のストーリーをなぞりミステリ調となっております。
『リング』では拝むことのできなかった貞子の素顔が明かされるんですが、演じたのは超絶美しい佐伯日菜子さん。『らせん』以外にも『うずまき』、『蛇女』、『アナザヘヴン』、などのホラー映画出演が多く、90年代後半を代表するホラークィーンでした。
7月18日(月)放映の『リング2』ですが、これって『リング』の続編『らせん』をなかったことにした、『リング』の続編なんです。ややこしいですね! 「呪いを科学的に解明する」という原作の持ち味を生かした作品なんですが、
ラストでは●●を●●するハイパー・ショッキングな貞子が拝めます!
7月19日(火)に放映される『リング0 ~バースデイ~』は、平たく言うと「貞子・誕生編」。なので主人公は劇団員の山村貞子18歳!キュン!演じるのは『TRICK』でブレイクする前の、仲間由紀恵さん。
というわけで、『リング』以降の貞子は正真正銘の化物だったわけですが、こちらではちゃんとした人間です。で、本作の仲間由紀恵さんがちょっと美しすぎるんですよ。だから観てるこっちは問答無用で貞子に恋をしちゃう。
でも、貞子。嗚呼!
というわけで連続4日間の貞子祭りなわけですが、7月20日(水)からは心機一転『仄暗い水の底から』。
こちらは『リング』シリーズ同様、原作は鈴木光司さんで、監督は中田秀夫さん。脚本には鈴木謙一さんと中村義洋さんという「ほんとにあった! 呪いのビデオ」シリーズのコンビ。というわけで、「殺す気か!」っていうぐらいの最強布陣で作られた作品です。
引っ越したマンションで怪奇現象連発……という誰にも起こりうる恐怖を描いているわけですが、
ビックリさせまくるというよりは、じめ~っとした雰囲気でジワジワ殺しにくるパターン。エレベーター付きのマンションに住んでる人はトラウマを植え付けられる可能性があるので気をつけて下さい!
その後も、四国八十八箇所巡礼を逆に回る「逆打ち」をしたら死者が蘇った!という夢と恐怖のある話が展開される『死国』(7月21日(木)放映)や、自分の携帯電話から電話がかかってきたら死ぬ!という『着信アリ』シリーズ3本(7月22日、23日、24日)がいっきに放映!
ちなみにどれも23:30からスタートという、怖がらせる気まんまんなわけですが、「次の日会社なのに眠れないだろ!」なんてクレームをabemaTVに送らないように!
文・市川力夫
(C)1998「リング」「らせん」製作委員会
(C)2002/「仄暗い水の底から」製作委員会