
突然の豪雨などによって浸水してしまった車。もう使えないかと思いきや、海外では高く引き取られることもあるそうです。
豪雨被害1700台集結
ずらっと並べられた車。よく見ると、車内には泥で汚れたような跡が。
(株)タウ/TGL 中山琢也さん
「黄色いテープが貼られている、これが水没のライン。この車はここまで水没した」
これらはすべて水没した車両です。その数、実に1700台がここに集められていました。
今年のお盆休みに千葉県を襲った記録的な豪雨。各地で道路が冠水し、多くの車が水没する被害が出ました。こちらの車両も…。
「こちらの車はすべて(上まで)水につかった車になって、なので車内にも一番上まで泥の跡があったり、シートとかハンドルもカビが生えていたりしている」
足元にはまだ水が残っているところもありました。
一般的に、水没してしまった車は中古として売りに出しても買い取ってもらえず、逆に廃車費用がかかってしまうケースも多いとされています。
水没車も海外では“宝の山”
しかし、こちらの企業では…。
「直近1年での“水害車両”の平均買取額としては47万円。日本では価値がなく、売ることができないものでも、海外では価格が付くことがある」
理由は海外への輸出でした。なぜ海外では水没した車に買い手が付くのでしょうか。
担当者によると、輸出先として多いのが、日本から遠く離れたモルディブやキプロスなどの島国です。
現地では日本車の部品が常に求められている状態で、たとえエンジンがかからなくても、使える部品の“集合体”として丸ごと仕入れる方が、パーツ単体で輸入するよりも安くなるのだといいます。
今年は豪雨被害が相次いだことで、こちらの会社では例年の5倍となる5000台以上を引き取る見込みです。
「動かなくなった車は即廃車というイメージがあるが、(海外では)水没車両であっても非常に貴重なものになる。水害車を必要とされる場所に届けることで、被災者の心理的・経済的支援を目指していきます」
(「グッド!モーニング」2026年10月31日放送分より)
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