
国内外からの多くの観光客でにぎわう東京・秋葉原。改造車やバイクの長時間駐車や空ぶかしの騒音が問題になっています。改造車を使った白タク行為も懸念されています。
【画像】国土交通省は観光客に正規のタクシーやハイヤーの利用を呼び掛け
秋葉原で“違法改造車”摘発
近年、改造車などによる騒音が問題となっている東京・秋葉原。31日のハロウィンの夜も車やバイクが集まっていました。
そんな中、この夜、警視庁は国土交通省などと合同で違法改造車の一斉取り締まりを行いました。
警察官が、違法改造の疑いがある車を路上に設置した検査場へ誘導します。
専用の機器を使って、車が出す音の大きさなどを測定。違反が確認されると、青切符が切られます。
警視庁万世橋警察署
岡卓郎交通課長
「不正改造車両は重大な交通事故を引き起こす危険がある。著しい騒音や排出ガスによって周辺住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす恐れがあります」
およそ3時間の取り締まりで10件が摘発されました。
日本のスポーツカー人気
外国人観光客が多く訪れる秋葉原に改造車が集まる背景には、日本のスポーツカーの海外での人気もあるようです。
イギリスからの観光客
「日本のスポーツカーが大好き。本当にかっこいい。音が大きくて、速くて、ドリフトができて、後輪駆動で。とにかくかっこいいんだ」
日本のアニメや映画をきっかけにその魅力にはまる外国人が多いようです。
観光客向けのサイトにはスポーツカーに乗るツアーのプランがたくさん掲載されています。ドライバーが運転する日本のスポーツカーに乗り、レインボーブリッジや大黒パーキングエリアをまわる内容です。
外国人観光客に“白タク”か
しかし、こうしたツアーを巡って、ある問題も指摘されています。
観光業の関係者
「渋谷や秋葉原など、都内の観光地でスポーツカーを使った白タクの勧誘が行われている」
渋谷では、外国人観光客を乗せたスポーツカーの事故が起き、白タクの疑いも指摘されていました。
番組が、秋葉原駅周辺を取材すると、路肩に停車したスポーツカーの運転手と外国人観光客とみられる人たちが話し込んでいました。車のナンバープレートを見ると、営業用の緑ではなく白色です。
その後、3人は近くのコンビニ店へ。そして、外国人観光客とみられる人たちが車に乗り込んでいきます。車はそのまま走り去っていきました。
別の日、観光客を乗せたスポーツカーのあとを追ってみると、高速道路に乗るようです。みるみる離されていきます。首都高に入ってスピードを上げた2台の車が見えなくなってしまいました。
猛スピードで走り去っていきました。
どんなやりとり?
一体、どのようなやりとりが交わされているのでしょうか。
南アフリカからの観光客
「ほとんどツアーみたいな感じ。彼はこう言ってたんだ、僕が案内してあげるよって。観光客向けツアーサイトに日本のスポーツカーのやつがあるんだ。彼はうちでもできるよ、ツアーサイトに行く必要はないよって。多分2人で3万円くらいだって」
この観光客たちと話していたうちの1人は…。
運転手
「外国の方は日本の車が好きなので、その文化を教えてあげている。乗せることはないですね。もし友達のように仲良くなったらどこかに一緒に軽く行ったりとか」
「(Q.白タク行為ではという指摘がある)そうなんですか。お金はあれですね。“気持ち”でガソリン代とか。いらないみたいな感じでぜんぜん」
国土交通省は観光客に対して、正規のタクシーやハイヤーの利用を呼び掛けています。
(「グッド!モーニング」2026年11月2日放送分より)
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