7月16日(土)、AbemaTVに待望の「海外ドラマチャンネル」が開設! 7月17日(日)からは、2007年に放送されるや瞬く間に世界中のドラマ好きを虜にし、社会現象を巻き起こした『ゴシップガール』のシーズン1が一挙配信される。
2012年の放送終了から4年が過ぎた今でも、メディアでは「『ゴシップガール』から学ぶ教訓」といった特集記事が組まれたり、「あの人気女優、実は○○役のオーディションを受けていた!」なんてニュースが報じられるなど、いわゆる“女子の永遠のバイブル”的なポジションを獲得しているドラマ、それが『ゴシップガール』だ。
■まるでファッションショー!? 超オシャレなワードローブに注目
同シリーズの人気の一端を担うのが、主人公のセリーナやブレアら美人でリッチな“お嬢様”が身にまとう、スタイリッシュ&ゴージャスなファッションの数々。上流階級が住むニューヨークのアッパーイーストサイドにある超名門私立高校を舞台にした本作では、制服をそれぞれ自分流にアレンジして着こなすのがお約束となっている。
さらに、プライベートのパーティファッションや、ショッピングなどのお出かけ用ワードローブ、デートでのセクシーなドレスなどなど、参考にした(くてもなかなかできな)い、オシャレかつゴージャスなコーディネートが満載だ。
■明るい青春ドラマ? いいえ、ヤリまくり裏切りまくりの地獄絵図です!
視聴者をトリコにする『ゴシップガール』のもう1つのポイントは、愛憎渦巻く人間関係。セリーナやブレア、ネイトにダンにチャックといった主人公の高校生たちは、「友達の彼氏は私の元カレ」「あの子ともあの子ともヤッた」などなど、性的に奔放……もとい、とにかく色恋にお盛んだ。
また「フレネミー(フレンド+エネミー=友達のフリをした敵)」という言葉も、実はこのドラマが浸透させたもので、登場人物たちは常に「フレネミー」と「本当の友人」の間を行き来しまくり。しかも、SNS世代の若者たちだけに「誰と誰がアヤしい」「アイツがあんな悪事を働いていた!」という噂や目撃情報が“謎の存在”ゴシップガールによって拡散されてしまうのだから、もはや人間関係がこじれないわけがないのである。
■若者だけじゃない! オトナも楽しめるドロッドロの人間関係
さらに『ゴシップガール』では、大人たちの人間関係もかな~り複雑。シーズン1とシーズン6(ファイナル・シーズン)の間に、彼らの秘密がこれでもかこれでもかと出てくるのだが……これはドラマを観てからのお楽しみということで!
■その他の注目ポイント ~キャストのプライベート&その後の活躍~
・ブレイク・ライヴリーは一躍スターに!
セリーナ役のブレイク・ライヴリーは、この作品でハリウッドのファッション・アイコンの1人に。プライベートでは、同シリーズで文学派男子ダン・ハンフリーを演じたペン・バッジリーや、あのレオナルド・ディカプリオとの交際を経て、映画『グリーン・ランタン』の共演者であり、『デッドプール』が大ヒット中にライアン・レイノルズと2012年にめでたく結婚。現在は第2子を妊娠中と、公私ともに絶好調だ。
・共演者同士でカップル誕生!?
セリーナとダンを演じたブレイクとペンだけでなく、クールで自己中のナルシスト、チャック・バス役のエド・ウェストウィックと、ダンの親友で珍しく庶民派なヴァネッサ・エイブラムズ役のジェシカ・ゾアも、ドラマ放映中に交際していたとか(現在は破局)。
・ナレーションは『アナ雪』のクリスティン・ベル!
ドラマ『ヴェロニカ・マーズ』で人気を博し、アニメ映画『アナと雪の女王』ではアナの声を担当したクリスティン。ミステリアスな口調で疑問を投げかけ、毎回「私が誰かって? それは秘密。絶対に教えないから。XOXO(キス・ハグ)ゴシップガール」と終わるナレーションは、視聴者の興味をかき立てる。
・理解不能な登場人物に、人間の心の“闇”を見る!?
シーズン1から時折フラリと現れては、ひと癖もふた癖もあるレギュラー陣を翻弄しまくる悪女ジョージーナ。「人って、ここまで悪辣になれるんだ」と驚きながらも、決して他人事にも思えない……。そんな人間ならではの一面が見えるのも、このドラマの醍醐味だったりする。
シーズン1は高校時代から始まる『ゴシップガール』だが、大学、そして社会人と、シーズンが進むにつれて登場人物たちの成長を見守るという楽しみ方も加わってくる。すでに何度も観たというコアなファンの人たちも、気になってはいたけど見るのは初めてという人も、「早く次が観たい!」とハマってしまうこと間違いなしだ。