2014年に解散したアイドルグループのBiS(ビス)が復活に向け再始動した。BiSは、スクール水着でステージからダイブ、全裸MV、ハグ会、ケツバット会など、数々の破天荒エピソードを持ち、アイドル界をざわつかせたグループ。元リーダーのプールイらが2年ぶりに新音源を発表し、新メンバー募集を開始して話題となっている。
プールイは、いったいどんな2年を過ごし、2年後の今、なぜ再始動を決めたのか? 7月19日に出演した、AbemaTVのバラエティ番組「矢口真里の火曜TheNIGHT」出演前に、話を聞いた。
―― 2年間はあっという間でしたか?
「あっという間だったような気もするし、すごい長かったような気もします。BiSが解散した直後は全然『おわった』という実感がなかったんです。2年間過ごしてきて、それは今も変わらない。自分のなかでBiSが終わってなかったのかもしれないです」
―― BiS解散後、LUI FRONTiC 赤羽JAPANとして活動してきて、何か変化はありましたか?
「やっぱり、アイドルとバンドは全然違う。バンドは自分の意志で動くことが多くて、自分で歌詞を書くことはあたりまえ、打ち合わせにも呼ばれることも多かったです。自分が何も(こうしたい!ということが)ない人だったので、どうしていいのかわからないこともありました。BiSのときは、こういう風に歌いたいというのがなかったけど、バンドではこういう風に歌いたい、こう伝えたいといいう気持ちが芽生えてきました」
―― 再始動は自分から「またやりたい」と元マネージャーの渡辺さんに提案した?
「渡辺さんと松隈さん(サウンドプロデューサー)の2人から、『タクシー代やるから来い』と深夜に呼びだされたんです。なんなんだろう? と思いつつ、なんか今行かないといけない気がして行ったら『BiSまたやりましょう』って。そしたら、すんなり『やらせてください』っていう言葉が出たんです。これまで、BiSと距離を置こうとか、頑なに忘れようという気持ちもあったですけど。すっとその言葉が出て、BiSをまだやりたいんだなってわかったんです。なんかそれでスッキリして、すぐ再始動が決まりました」
―― 再始動発表後、周囲の反応はどうですか?
「BiSって名前つかえんな(笑)って、2年経ってもこれだけ注目してくれる人がいることに驚きました。それは2年間、ほかのメンバーやBiSHが活躍してくれているおかげで、感謝しかないです。再始動させる立場として、改めて責任を感じました」
―― 再始動したBiSはどんなグループにしたい?
「いい意味でも悪い意味でも必死。そんなBiSらしさを大事にしつつ、前のBiSで見れなかったものを見に行きたい。武道館にも立てなかったし、横浜アリーナも満員にはできなかった。今度は、誰もが認める、日本を代表するアイドルみたいな存在にBiSがなれたらいいですね(笑)」
―― AbemaTV「矢口真里の火曜TheNIGHT」出演にあたって、矢口さんから学びたいことはありますか?
「矢口さんも“破天荒アイドル”の先駆けだと思うので、いろいろバラエティのことを学びたいです。大勢いる出演者のなかで、いかに人を蹴落とすのか(笑)」
―― 最後にこの記事を読んでいる方にメッセージお願いします。
「AbemaTVのお偉い方々! 藤田社長! レギュラー番組待ってます!」